検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:23,267 hit

番外編[完] ページ7

「ん…」

シャーというカーテンの開く音が聞こえ、目が覚めた。

隣を見ると左の手は僕と手を繋いだまま、カーテンを開くAがいた。

「A」

僕が呼ぶとAは振り返って

『悟、おはよう。気分はどう?』

「うん、おはよう。昨日に比べたらだいぶマシになったよ。」

『そっかそっか。悟がちゃんと寝れたならなによりだよ。』

そういえば俺が眠りについた時はまだ夜だったはず…なのに、今しがたカーテンを開けられた窓に目を向けると空は明るくなり、朝日が昇っていた。

俺が起きるまでの間、Aは手を握ってくれていたのかな…。

「ごめんね、A。手を握ってくれてありがとう。」

『いいえ〜。ちょくちょく手離しちゃったけど…それはごめんね?』

「ううん、大丈夫。それくらいなら我慢できるよ。」

『我慢はなるべくして欲しくないなぁ…』

なんて言いながら空いている手を僕の額に当て、体温を確認しているA。

次は体温計を手を取り、僕の額へとかざす。

ピッと音がして、体温計に表示されているであろう体温をAが確認する。

『37.6…まだ少し高いけど、だいぶ下がってきたね。』

「うん…でも、まだ頭ぐわんぐわんする…」

『頭かぁ…硝子ちゃんに貰った薬の中に頭痛薬があったんだけど、それ飲む?先にご飯食べなきゃだけど…』

「飲みたいから食べる、けど、そんなに食べれないかも…」

『無理して食べなくてもいいんだよ。食べたら薬飲んで、汗もかいてるだろうから着替えて体拭こうね。』

「わかった。」

いいこって頭を撫でてくれるA。

立ち上がってキッチンに行き僕はAが戻ってきてくれるのを待つ。

『お待たせ、ご飯できたよ。』

数分後、戻ってきたAをぼーっと見てるとAが顔を上げて笑って


『どうしたの?そんなに見て…』


あの頃は寒くて、寂しい気持ちでいっぱいだった、けど今は…


「…なんでもないよ」

『?変な悟…』

温かくて幸せな気持ちでいっぱいだ。


ーーーーー

救済執行


書くの楽しすぎて勢いのまま公開しちゃった作品です。

こっちとは全然違ってぶっ飛んでる。

ぶっ飛んでる(大事なことなので2回言った)

でも書いてて楽しいのはこっち。

バカしてる方が楽しいよねって。

更新は交互になると思われ。

90日目→←番外編6



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (71 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
275人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

runva - あ”あ”あ”ぁぁ”好きぃぃ!!もう何?悟可愛すぎんか?つか主のポジめちゃめちゃ好きなんだが?…あ、更新待ってます! (2022年6月14日 17時) (レス) @page9 id: b1b697b532 (このIDを非表示/違反報告)
to(プロフ) - 五条悟がものすごく可愛くて最高です!!続き待ってます! (2022年5月23日 20時) (レス) @page9 id: 2f498d8916 (このIDを非表示/違反報告)
かに(プロフ) - 心にクリティカルヒット決まりました(?)!!あなたの書く五条悟が占ツクの作品の中で一番好きです!!泣いちゃう悟可愛い…抱きつくの尊い…好き(?)てか文章書くの上手すぎます読んでて面白いし尊いです!!無理のないように頑張ってください!! (2022年1月29日 22時) (レス) id: f85de546f7 (このIDを非表示/違反報告)
- めっちゃ好きです!更新頑張ってください!続き待ってます。 (2021年5月30日 17時) (レス) id: 4c88008713 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:楓さん x他1人 | 作成日時:2021年5月21日 4時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。