64日目 ページ25
「A…」
傑や硝子ちゃんと話している最中
声が聞こえた訳でもないのに、なぜだか悟に呼ばれた気がした。
気のせい…？でも、なんだか胸騒ぎがする…。
『悟って奥のベットで寝てるんだっけ？』
「そうだけど…急にどうした？」
『ん〜？ちょっと様子見に行こうかなって』
「Aも疲れているだろう？私が行ってこよう。」
『お気遣いありがとう。でも大丈夫だよ、俺が行ってくる。』
「急に様子見に行く理由なんてクソほどどうでいいけど、なにかあったら呼べよ〜。」
まるで「私には隠しても無駄だぞ」とでも言うような顔をしている硝子ちゃんを見て思わず苦笑いしてしまう。
『あはは、ありがとう…』
一言俺を言い悟の眠っている部屋扉に手をかける。
扉に近づいてやっと気づいた。
やっぱり、悟泣いてる…。
中からは鼻をすする音と声を抑えたような泣き声が微かに聞こえる。
ガチャ
『悟、なーに泣いてんの？』
扉を後ろ手に閉めて泣きじゃくってる悟に近づく。
声をかけても俺が来たことに気づいていないのか泣き続ける悟をそっと抱きしめてあげる。
震えるその身体に触れた瞬間、ビクリと身体を跳ねさせ怯えた眼差しを向けられてしまうが、俺だとわかった瞬間安心したように目を細めた。
「っ…A…？」
『そんなに泣いちゃってどうしたの？何か嫌なことでもあった？』
大丈夫、俺はここにいるよ。そんな意味を込めてより強くぎゅっと抱き締めた。
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おしハかみ - 面白くて更新されてるところまで何周もしてます！更新頑張ってください あとものさん…同じく吹き出しました (2021年8月12日 21時) (
レス) id: 492366013d (このIDを非表示/違反報告)
もの - 一ノ瀬彼方さんで吹き出しました笑(恐らく一部の人にしか通じない？) (2021年6月21日 22時) (レス) id: 112c53966a (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望(プロフ) - 雪マカロンさん» 全部の作品にコメントしてくださり、ありがとうございます！皆勤賞ですね…！ (2021年5月22日 18時) (レス) id: 8cebe82b4d (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望(プロフ) - りゅうさん» 続編を公開させていただきました (2021年5月22日 18時) (レス) id: 8cebe82b4d (このIDを非表示/違反報告)
りゅう - 続編の方にパスワードがあって見れないです。 (2021年5月21日 19時) (レス) id: 4f634d2c27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楓さん x他1人 | 作成日時：2021年3月28日 18時
