44話 轟夏雄 ifオリジン ページ44
夏「お母さん。」
燈矢たちの訓練を見ていると夏雄に裾を引かれた。
夏雄がここに来るの事は余っ程の事があった時だ。
いつもは怖いからと冬美と2人で遊んでいることが多い子だから。
『どうしたの？何かあった？』
夏「…いや、やっぱり何でもない。」
皆が訓練している所をチラッと見て何もかも諦めたような顔で"何でもない"と言われて引き下がれるような性格をしていない。
『大丈夫、言って？』
夏「いや、本当に大丈夫。ごめん、お母さん。」
『夏雄…お前もヒーローになりたいの？』
私がそう言うと体を硬直させた。
ふふ、分かりやすい。
その後は口をパクパクさせて何かを言おうとしていたが何を言っても無駄だと思ったのだろう。
首を縦に振った。
夏「正確に言うと燈矢兄のフォローをしたいんだ。
もし、燈矢兄が身に付けているサポートアイテムが
でも、俺は皆より格段に遅れを取っているから今更ヒーローになりたいなんか言ってもお父さん相手してくれないと思って…言えなかった。」
『そうなのね。
それ聞いたら燈矢はきっと飛んで喜ぶわよ？』
燈矢と夏雄は仲が良い。
嬉しい時も悲しい時も何かあれば必ず夏雄に報告する燈矢。今の燈矢があるのは夏雄のお陰と言っても過言では無い。
夏「お母さん、俺ね！
いつも頑張っている燈矢兄をサポートしたい…！
勿論転孤兄のサポートもしたい！
でも、俺の個性だと燈矢兄にしか役立てないから…。」
転「夏君は傍にいてくれるだけで俺のサポートになっているよ？」
後ろからヒョイっと顔を覗かせている転孤に驚きを隠せなかった夏雄が後ろに転がった。
夏「な、なんで！？」
転「休憩中〜」
燈「ちなみに俺も聞いてたよ！」
手をピースにして夏雄の前に差し出している燈矢。
その顔は曇りない晴天のようなキラキラした笑みだ。
燈「夏君が俺のサポートしてくれるなら負け無しになるな！お父さんも転君も差し押さえて2人でNO.1になろ！」
転「いや、俺が夏君とNO.1になるんだよ！」
炎司さんの大きな手が夏雄の頭に乗り力強く撫でている。いつもなら痛い！といって反抗しているのだが今はそれが調度良いのだろう。
エ「俺には母さんがいるからバカ息子共を頼む。
期待しているぞ、未来のヒーローよ。」
夏「…っ！うん！！」
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LOTTE チョコレート - 轟家が最高すぎる！転孤が轟家の一員になった時は天才だなっって思いました！夢小説で一番好きかもです。素敵な作品をありがとうございます！ (7月30日 20時) (
レス) @page50 id: 4eb3235a56 (このIDを非表示/違反報告)
星桜(プロフ) - 香夜さん» やったぁぁ！ありがとうございます♡私も楽しく書くことが出来ました！今後ともよろしくお願いします！ (2021年10月10日 22時) (レス) id: 9002b39da0 (このIDを非表示/違反報告)
香夜(プロフ) - リクエストに答えて頂きありがとうございます！子供達が可愛くてまた、ニマニマしてしまいました。これからも楽しみしてます。 (2021年10月10日 11時) (レス) id: 612dbfa7a2 (このIDを非表示/違反報告)
星桜(プロフ) - 香夜さん» リクエスト書かせていただきました！なんか違うと思ったらバンバン言ってください！これとは別に新しく書き直しますので💦 (2021年10月10日 2時) (レス) id: 9002b39da0 (このIDを非表示/違反報告)
星桜(プロフ) - 香夜さん» コメントありがとうございます！わわっ！天才ですか！？私もみたいです！()素敵なリクエストありがとうございます！絶対書かせていただきますのでしばらくお待ち下さい！更新頑張ります！！ (2021年10月9日 23時) (レス) id: 9002b39da0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星桜 | 作成日時：2021年9月5日 14時
