28話 轟燈矢オリジン ページ28
それから月日が流れ今は3人の子供に恵まれた。
長男の燈矢4歳、長女の冬美3歳、次男の夏雄0歳。
そんなある日。
燈矢がヒーローになりたいと私達に告げた。
エンデヴァーの人形をギュッと抱きしめキラキラと目を光らせている。
エ「そうか！なら、特訓をするぞ！」
燈「うん！！」
炎司さんが燈矢を抱き上げ訓練場へ向かった。
…心配だ。
炎司さんストイックだからなぁ。
と、思いながらも家事は疎かに出来ないのである程度区切りがついたら見に行こう。
〜
よし、こんなものだろう。
もう、お昼時なので2人を呼んで皆で食べよう。
『炎司さん、燈矢。
もう、お昼なので一旦休憩を挟みましょうか。』
早歩きで訓練場のドアを開けるとそこには大の字で倒れている燈矢の姿があった。
燈「つ、疲れた。もう動けない〜！」
エ「ふん、こんなもので音を上げている内はまだまだだな。燈矢よ。
だが、初めてにしては上出来だ。」
あの優しいふわりとした笑顔で燈矢の頭を撫でている炎司さん。
く、あれは私だけの特権みたいなものだったのに！！
子供に嫉妬するとはなんて情けない！
燈「お、お母さん！お父さんに褒められた！！」
『うん、見てたよ！凄いね燈矢！』
エ「褒めてなどいない！自惚れるな！」
燈「え〜。」
くっそ羨ましいが子供の成長は嬉しいものである。
『今日のお昼はカツ丼よ。』
燈「やった！お腹ペコペコ！
先行っとくよ！お母さん、お父さん！」
燈矢がバタバタと走りながら訓練場を出ていった。
炎司さんが"走るな！"と言っているが"ごめんなさ〜い"と空返事で返し居間へと歩くことなく進んだ。
エ「A、ん。」
突然名前を呼ばれ振り返れば腕を広げている炎司さんが目に入った。
…これはなんだ？飛び込んで良いやつなのか？
理解が出来なくて悶々と考えていると、勢いよく腕を引っ張られスポッと私は腕の中に収まった。
エ「こうされたかったのだろ？」
先程燈矢に見せた優しいふわりとした笑顔＋ハグのスペシャルコンボをくらった。
『あ、あう、』
エ「子供に嫉妬するとはとんだ馬鹿者だな。
本当に愛らしい。」
もう、私のライフはゼロよ。
炎司さんにバレるわ、突然のハグをされるわで失神寸前です。
毎日毎日好き度が更新される。
子供が産まれても私をほったからしにしないあたり良い旦那選手権堂々の1位だ。
『うぅ、好きですぅ。』
エ「あぁ、俺もだ。」
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LOTTE チョコレート - 轟家が最高すぎる！転孤が轟家の一員になった時は天才だなっって思いました！夢小説で一番好きかもです。素敵な作品をありがとうございます！ (7月30日 20時) (
レス) @page50 id: 4eb3235a56 (このIDを非表示/違反報告)
星桜(プロフ) - 香夜さん» やったぁぁ！ありがとうございます♡私も楽しく書くことが出来ました！今後ともよろしくお願いします！ (2021年10月10日 22時) (レス) id: 9002b39da0 (このIDを非表示/違反報告)
香夜(プロフ) - リクエストに答えて頂きありがとうございます！子供達が可愛くてまた、ニマニマしてしまいました。これからも楽しみしてます。 (2021年10月10日 11時) (レス) id: 612dbfa7a2 (このIDを非表示/違反報告)
星桜(プロフ) - 香夜さん» リクエスト書かせていただきました！なんか違うと思ったらバンバン言ってください！これとは別に新しく書き直しますので💦 (2021年10月10日 2時) (レス) id: 9002b39da0 (このIDを非表示/違反報告)
星桜(プロフ) - 香夜さん» コメントありがとうございます！わわっ！天才ですか！？私もみたいです！()素敵なリクエストありがとうございます！絶対書かせていただきますのでしばらくお待ち下さい！更新頑張ります！！ (2021年10月9日 23時) (レス) id: 9002b39da0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星桜 | 作成日時：2021年9月5日 14時
