17話 ページ17
炎司さんが帰ってくるまで精神安定をしようと彼の好きなお茶を飲んでいる。
相変わらず美味しい。
落ち着きたい時はこのお茶に限る。
お茶を楽しんでいると玄関の方から何やら騒がしい音がした。
…なんだろ？
そう思い、私は玄関の方へ歩を進めた。
エ「A！！」
『ｳｷﾞｬｯ！炎司さん！？
お、おかえりなさい。
今日遅くなるって言ってませんでした？』
エ「俺の帰りが遅い方が良かったか？」
『え、そういう訳では無いんですけど…』
何だかいつもの炎司さんじゃない。
いつもは少し疲れた顔をしているが私が"おかえりなさい"と言うと薄らと笑顔を見せてくれる。
…なんか、嫌だ。
胸の奥がザワザワして落ち着かない。
さっきお茶を飲んでやっと落ち着いてきたというのに、脳が危険だと私に訴え変えているようなそんな感じ。
エ「やはり、お前もオールマイトを選ぶのか。」
『は？』
何を言っているんだこの人は。
私がオールマイトを選ぶ？
こんなにも彼を思っているのに届いていないのか。
エ「お前も分かっているはずだ。俺たちは個性婚だと。この関係に愛など無いと！
お前は俺との子を孕み、より強い個性の子を成せば良いのだ！それ以外はもうなんでも良い！好きにしろ！」
この時の私はイライラが募っていくのに頭は酷く冷静だった。
それはきっと、炎司さんの顔が悲しそうで、寂しそうな子供の表情であったからだと思う。
『言いたいことはそれだけですか？』
エ「何？」
『言いたいことはそれだけかって聞いているんです。』
エ「…」
『黙りですか。
なら、私から言わせて頂きます。』
炎司さんの襟をグッと掴み、自分に引き寄せた。
唖然としている彼に私は更に言葉を続ける。
『落ち着け！！！！！』
『個性婚だかなんだか知らないですけど私は炎司さんが好き！
それはもう世界の中心で愛を叫べと言われたら喜んで叫ぶ程大好きですよ！
私は貴方が何に囚われているのか知らない！
でも！私の気持ちを否定するのだけはやめて頂きたい！！』
私がこの世界で生きていけているのは炎司さんのおかげと言っても過言ではない。
私の彼に対する気持ちを否定されると、私自身も否定されているようで胸が苦しかった。
炎司さんのことが好きなのに伝わっていない虚しさ、悲しさ、苛立ち。
色んな感情が溢れすぎて訳が分からなくなって涙が止まらない。
『何で伝わらないんですか、馬鹿旦那！！』
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LOTTE チョコレート - 轟家が最高すぎる！転孤が轟家の一員になった時は天才だなっって思いました！夢小説で一番好きかもです。素敵な作品をありがとうございます！ (7月30日 20時) (
レス) @page50 id: 4eb3235a56 (このIDを非表示/違反報告)
星桜(プロフ) - 香夜さん» やったぁぁ！ありがとうございます♡私も楽しく書くことが出来ました！今後ともよろしくお願いします！ (2021年10月10日 22時) (レス) id: 9002b39da0 (このIDを非表示/違反報告)
香夜(プロフ) - リクエストに答えて頂きありがとうございます！子供達が可愛くてまた、ニマニマしてしまいました。これからも楽しみしてます。 (2021年10月10日 11時) (レス) id: 612dbfa7a2 (このIDを非表示/違反報告)
星桜(プロフ) - 香夜さん» リクエスト書かせていただきました！なんか違うと思ったらバンバン言ってください！これとは別に新しく書き直しますので💦 (2021年10月10日 2時) (レス) id: 9002b39da0 (このIDを非表示/違反報告)
星桜(プロフ) - 香夜さん» コメントありがとうございます！わわっ！天才ですか！？私もみたいです！()素敵なリクエストありがとうございます！絶対書かせていただきますのでしばらくお待ち下さい！更新頑張ります！！ (2021年10月9日 23時) (レス) id: 9002b39da0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星桜 | 作成日時：2021年9月5日 14時
