13話 ページ13
『はぁ、ご丁寧にどうも。』
オ「いや、君のおかげで私もまだまだこれからだと思い知ったよ！ありがとう！」
…なんだこいつ。
それが私の彼に対する第一印象。
私は基本的に炎司さん以外の男性に興味が無い。
だから例えNO.1ヒーローであるオールマイトにあったとしても私の脳内に彼はインプットされていないのだ。
『夕飯の準備があるのでそろそろ失礼いたします。』
オ「今日は何を作るのかな？」
『…天ぷらですけど』
オ「天ぷら！それなら荷物が多くなるね！私が買い物袋を持とう！」
『え、いや』
オ「さ！行こう！」
なんなんだこいつ！
面倒臭い上に超自分勝手じゃねぇか！
てか、誰も持ってくれなんて頼んでねぇよ！
はぁ〜、早く家に帰りたい。
その後結局断りきることが出来ず、買い物を済ませ家路に着いた。
『あの、荷物持ってもらってすいません。ありがとうございます。』
あれ、何言ってんだ私。
別に頼んで無かったんだからなんにも言わなくても良くね？
どうせなら遠慮せずに全荷物持たせたら良かった。
オ「いや、私がしたくてしたことだから気にしないでくれ！」
こいつ絶対お人好しのお節介野郎だ。うん。
『あの、良くお人好しのお節介って言わせません？』
あ、つい思っていたことが口に出てしまった。
最近よくあるな〜これ。
まぁ、もう会うことないだろうし何でもいいや。
オ「HAHAHA！よく言われるさ！
でもね、余計なお世話はヒーローの本質なんだ！
だから私は好きなように人を助け、未来ある子供たちを導いてあげたいんだ。」
ヒーローと名乗る者達は何故こうも真っ直ぐな目をしているんだろうか。
自分の命を掛けてまで人助けをしてなんの意味があるのだろうってこの世界に来てから時々思う。
炎司さんだってそうだ。
私は口こそ出さないが彼を仕事に送り出す時、多少の躊躇いがある。
信じていないのではない。
ただ、心配なんだ。
ヒーローは悪に向かって最前線で戦わなければならない。
例えそれが自分の命を落とすことに繋がる危険なことでもだ。
私は炎司さんには長生きしてもらいたい。
彼が好きだから。
でも、炎司さんが立派にヒーローしている姿を見るのは私の誇りでもある。
いつも皆を引っ張り、未来へ導いている私のヒーロー。
矛盾しているようだけど炎司さんはヒーローしている時が1番輝いて見える。
そう思うとこの現代社会でヒーロー以上に立派な仕事は無いと私は思うのだ。
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LOTTE チョコレート - 轟家が最高すぎる！転孤が轟家の一員になった時は天才だなっって思いました！夢小説で一番好きかもです。素敵な作品をありがとうございます！ (7月30日 20時) (
レス) @page50 id: 4eb3235a56 (このIDを非表示/違反報告)
星桜(プロフ) - 香夜さん» やったぁぁ！ありがとうございます♡私も楽しく書くことが出来ました！今後ともよろしくお願いします！ (2021年10月10日 22時) (レス) id: 9002b39da0 (このIDを非表示/違反報告)
香夜(プロフ) - リクエストに答えて頂きありがとうございます！子供達が可愛くてまた、ニマニマしてしまいました。これからも楽しみしてます。 (2021年10月10日 11時) (レス) id: 612dbfa7a2 (このIDを非表示/違反報告)
星桜(プロフ) - 香夜さん» リクエスト書かせていただきました！なんか違うと思ったらバンバン言ってください！これとは別に新しく書き直しますので💦 (2021年10月10日 2時) (レス) id: 9002b39da0 (このIDを非表示/違反報告)
星桜(プロフ) - 香夜さん» コメントありがとうございます！わわっ！天才ですか！？私もみたいです！()素敵なリクエストありがとうございます！絶対書かせていただきますのでしばらくお待ち下さい！更新頑張ります！！ (2021年10月9日 23時) (レス) id: 9002b39da0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星桜 | 作成日時：2021年9月5日 14時
