イケメンストーカーくん (ページ16)

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『私、オッパのことがs』

TH「ストーーーーーップ！」(小声)

.

え？涙

お、え？涙

止めた？私の告白、止めた？

もしかして振られた？

やっぱ私のことなんて遊びだったんd

TH「俺、Aのことが好き

付き合ってください」

.

おーっと？

どういうことだ？

スキ？

ツキアッテクダサイ？

つきあってください？

付き合ってください？

え"ぇ"ぇぇえええええええ！！！

『あ…え……っと……』

TH「あ、ごめん！告白は自分からしたくて……」

『あ、そう……だったんだ(安心)』

TH「……それで………………

返事のことなんだけど………」

そんなの返事はただ一つ。

『私も！！私も好き！愛してるよ！』

〈フーフー！〉

〈カップル成立ー？〉

〈おめでとーう！〉

なんて言ってお祝いしてくれる優しい人たち。

おっと、声が大きかったみたいだ。

上映中にも関わらずみんな映画じゃなくて私達のこと見てる((

隣のオッパに目線を戻すと

表情筋だいじょーぶですかってぐらい

ニッコニコなオッパ。

はあ、ほんとすきだなあ、なんて改めて思う。

好きだって気づくのおそすぎたよね笑

今まで異性に好かれたいなんて思ったことなかったのに、デートだってめっちゃ張り切ってたしね笑

TH「良かった笑じゃあ、これからよろしくね、僕の彼女さん♡」

そんなこと言わないでよ

どんどんあなたのことが好きになる。

まあ、もうどっぷりハマっちゃってるんだけど

『もちろん♡私の彼氏さん♡』

私達は、キスを交わした。

出会いは現実味のない、それこそ映画とか漫画のような出会いだった。

こんなこと普通だとストーカーに言うのおかしいけど

私のこと好きになってくれてありがとう。

そして、ストーカーしてくれてありがとう

私のイケメン彼氏くん。

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終わり