６９ -THside- ページ19
ヌナの部屋の呼び鈴を押して
何故か落ち着かない気持ちでドアをノックする。
でも返事がないしドアは開かない。
TH『Aヌナー？………もう寝てるか…ジョングクどこ行ったんだ？』
ジョングクの部屋にも行ってみよ。
ジョングクの部屋の前でヌナの部屋と同じように呼び鈴を押してノックをする。
こっちも返事はなし。
ドアに耳をくっつけて中から音がしないか確認した後、ドアに手を添えて呼んでみる。
部屋の中の音聞こうとするなんて
ヌナの部屋には出来なかったけど
ジョングクの部屋ならいいよね。
TH『ジョングガー』
……………
んー…
ヒョンの部屋に戻ろっかな。
そう思った時、
少し先の部屋のドアが開くのが見えた。
あれ？
あそこってヌナの部屋…？
次の瞬間、
チラッと見えた人影に思わず身を隠す。
…ジョングク…？
JK『ヌナ……とキスの違い………じゃぁ、おやすみなさい』
………
少しだけ耳に入ってきた言葉。
………
部屋にいたなら
なんで2人は出てこなかったんだろう。
気付かなかった？
それとも…
いないふり？
ジョングクがジンヒョンの部屋に入って行ったのを確認してもう一度ヌナの部屋の呼び鈴を押しに行く。
------ｶﾁｬｯ…
『…ジョング』
TH『ヌナ』
ドアがゆっくり開くと
驚いて目をまん丸にしたヌナ。
『…あっ…テヒョンっ、ごめんなさい…何か用だった？』
なんで今、ジョングクだと思ったの…？
ヌナ…
TH『…僕、もう遅いですか？』
『えっ…』
TH『もう、ヌナの気持ちは…ジョングクのものですか？』
『…テヒョン？どうし』
言葉の途中で中途半端に開けられていたドアを強引に開けて、ドアノブを掴んだまま勢いで出てきたヌナを抱き留める。
TH『……僕はまだ、間に合う？』
ぎゅっと、腕に力を込めると
ヌナの身体が強ばった。
そんなヌナの反応と
自分が今している行動にはっとして急いでヌナから離れる。
TH『…ごめんなさいヌナ、大丈夫ですか？』
『う、えっ…、あ、うん！大丈夫…』
TH『あの、ジョングク来てるかなと思って、あの…』
『あっ…ジョングクならさっき部屋まで送ってくれてジンの部屋に戻ったよ…？』
TH『…そうですか。あのヌナ…』
"ジョングクと部屋の中で何していたんですか？"
いつもならこんな事聞くくらいなんでもないのに
ヌナからの返事が怖くて言葉を飲み込んだ。
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うに - わーーーーー！大好きです！！！また更新楽しみにしてます♡ (2022年10月1日 21時) (
レス) @page49 id: 7083a913c1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - sonart9190さん» ありがとうございます^^*スローな展開運びですが、今後ともよろしくお願いします！ (2021年11月16日 22時) (レス) id: 5a993c1eff (このIDを非表示/違反報告)
sonart9190(プロフ) - とってもキュンキュンしました❤️また更新楽しみにしてます😊 (2021年11月7日 14時) (レス) id: af9167d36d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき
| 作成日時：2021年10月27日 0時
