薦 ページ12
中学初めての梅雨を迎えた。
私は学校帰りなんとなく施設に戻りたくなくて
目的もなくふらふらしていた。
雨の日は街全体が静かになったみたいですきだな。
?「あいなちゃん?」
ふと顔を上げると小学校の時の保健室の先生が立っていた。
私は声は出さずに会釈をした。
先生「中学校帰りかな?」
こくりと頷く。
先生「突然すぎてあいなちゃんびっくりしちゃうかもしれないけど、」
先生「アイドルになってみない?」
?
うん?何を先生は言っているんだ?
先生「ここだと話が長くなっちゃうからお店入ろっか!」
「、、、、お金持ってないので、」
先生「それぐらい先生に払わせて!」
「、はい、、」
近くにあった小さな昔からありそうな喫茶店に入った。
先生「先生の旦那さんね、ソ○ーミュージックってところの社員なのね、」
先生「その会社で、今新しいアイドルグループを作るってなって、」
「先生…?私には無理ですよ?」
先生「あいなちゃん、前に先生に言ってくれた 夢 叶えられるかもよ?」
あ…。そういえば、
誰かに必要とされたいって
小6の時に初めて夢を人に話したことがあった。
先生「12歳から応募資格があるから、試しにでもいいから受けてみたら?」
先生「人生が大きく変わるかもよ」
「うん…」
先生「あ、でも先生無理やりやらせたいわけじゃないからね!あいなちゃんに会って今ふと思い出したの。」
「、、、、、やる、、かも、、」
先生「え!?」
「先生、私受けてみる。いまのせいかつからぬけだせるかもしれないし、」
先生「でもちゃんと施設の方と話してね。」
「はい、」
ふと時計を見ると5時半。
「すみません、帰ります。ごちそうさまでした。」
先生「もうこんな時間!ごめんね、お家帰れる?」
静かに頷いて私は走って喫茶店をでた。
私
アイドルめざします。
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りんな(プロフ) - あやみさん» 遅くなってごめんなさい(;´д`) (2017年7月11日 11時) (レス) id: 0aa83a5ccf (このIDを非表示/違反報告)
あやみ - 続きお願いします。 (2017年6月7日 15時) (レス) id: 77edb8decf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんりん | 作成日時:2017年4月23日 14時