君の笑顔が見たい2 (ページ2)

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学校③ ページ2

白石side

廊下を通っていたときふと聞こえた会話。気になって立ち止まった。

(夢主)ちゃんの学校の事について話しているらしい。

私も過去にこういう経験があるから気になっちゃって・・・でもここで入るのもいけない気がして・・・立ち聞きになってしまった。

そのあと飛鳥が気づいてるってことが判明して(笑)

飛鳥との話が終わったら山下姉妹に電話した。

美月「白石さん！？どうしたんですか？」

白石「少し気になってね。飛鳥との話聞いてたんだよね。隠そうかと思ったけど経験談話したくて。電話かけちゃった。」

美月「なるほど。」

驚いてたけどどこか納得したみたい。

白石「私はね、時が経てば大丈夫だった。自然に学校にも行けた。だけどね、(夢主)ちゃんには厳しいかな。

幼い頃に傷ついた記憶は大人よりずっとずっと心に残る。」

美月「・・・」

無言なのは聞いてくれてる証拠。

白石「あくまでも私の話。でもこれを加味してくれると嬉しいかな。って言うのも私の本音。」

美月「加味します。ありがとうございます。でも(夢主)は学校を変えたいと言っています。」

白石「そうなんだね。私は否定はしないよ。」

決めれたみたいで良かった。