君の笑顔が見たい (ページ8)

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ある日の夜ページ8

美那side

私は気づいたら学校にいた。それも小学校だった。その瞬間ﾌﾞﾜｯﾄ冷や汗が出てきた。

そのあとに来る展開の予想がついていたから。

モブ1「おいおいお前こんな可愛いもの持ってきていいと思ってるのか？」

モブ2「いやいやいくらバカてもそれはないだろ。」

モブ1「ああ壊されるために持ってきたのか。じゃお望み通り壊してやるよ！」

美那「やめて！！！！！」

そしてお姉ちゃんが買ってくれた大事な大事な筆箱がハサミでズタズタにされてしまった。

そしてそれを切った一人は私の親友だった。

その子を信じていた過去にはもう戻れない。ああそうか。信じれないは怖いと同じ意味なんだ。私はそれが分かった瞬間心を閉ざしてしまった。

美那「イヤ！！！！！！」

美月「美那！！！！！」

お姉ちゃんの叫び声で身が覚める。そして安心する。これは夢だったてことを。

美月「良かった。今日はいつもよりも苦しそうにしていたから。もしかして一番酷い夢見ちゃった？」

さすが私のお姉ちゃん。察しがいい。

美那「うん。」

美月「明日皆に会うのやめる？」

私は皆と会う約束を取り付けていたのだがこんな状態では私もちょっと難しい気がしてきた。でも

美那「数人となら行けるかも？」

美月「分かった。人は私が決めていいかな？」

美那「大丈夫。まだ眠いから寝るね。」

人選はお姉ちゃんに任せて寝ることにした。明日は誰と会えるのかな？楽しみだ。

心を開けるかは別として。