君の笑顔が見たい (ページ6)

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過去の話③ ページ6

遠藤side

とても緊張している。何故ならば

玲香「皆来てくれてありがとう。挨拶をしてもらってもいいかな？」

先輩たちとはじめて顔を会わす日だから。でも皆より明らかに緊張している人がいる。

美那ちゃんだ。まだ一度も話したことがない。というか話せない。私もどちらかと言うと人見知りだから。

でもなんて言うんだろう？人見知りって感じだけじゃないのが美那ちゃんだ。怖がってるという方が正しい。

私の考えがすぐに当たることになるとは知らない。

皆順番に自分の名前をいっていて残るは美那ちゃんだけだった。そうすると明らかに美那ちゃんの顔色が変わった。いや普段より数倍も悪かったけどそれが悪化したような感じだ。

美那「あの・・・私の・・・名前は・・・・山下美那です。山下美月の妹です・・・よろしくお願いします。」

とぎれとぎれだったけど本当に大丈夫じゃ無いんじゃないか？そう考えていた次の瞬間

ﾊﾞﾀﾝ

美那ちゃんが倒れた。

玲香「っ大丈夫？！まいやん！美月呼んできてできれば梅も！」

白石「分かった！」

桜井さんがいち早く指示を出してそれに答える。完璧だと思った。

私もそれに追い付いていきたい。