君の笑顔が見たい (ページ46)

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食べれてない② ページ46

美月side

食べられる量が明らかに減っていることは分かっていた。

美月「美那体重計ろう。」

怖くて計らせてなかったけど現実を見なくちゃいけない。だけどあまりにもひどい数字に絶句した。

美那「19キロ・・・」

美月「ｯ・・・取り敢えずご飯食べよう。夕食まだだったよね。」

まだご飯を食べてなかったから。作っている間どうすればいいかずっと考えていた。

与田に頼ろうと思ったけど夏バテもあったからな。

でも頼る相手が与田しかいないのも事実。夜遅いけど・・・ごめん

美月「与田ごめん今時間ある？」

与田「美月？時間あるよ。どした？」

美月「美那がね。あれからさらに食べられなくなって体重減っちゃって。いま19キロしかないの。」

与田「待って！美那ちゃん今身長何㎝？」

美月「えっと・・・140」

与田「それ病院行った方がいいと思う。夏バテもないのならその体重異常だよ。」

与田が異常と言うくらいなのだから本当に異常なんだろう。

与田「先輩にも相談した方がいいと思うよ。私も電話かけて聞いてみるから。一緒に美那ちゃんの体重をもとに戻す手伝いをしよ？皆協力してくれるから。」

与田が励ましてくれた。そうだ先輩にも聞けばいいのか。ごめんなさい。先輩方。少し力を貸してください。