君の笑顔が見たい (ページ44)

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病院② ページ44

賀喜side

美那ちゃんを病院へ連れていって貰ってるときずっと考えていた。

もしかしたら緊張だけではないのかもしれない。

だとしたらいったいなんなのだろう。いろんな事を推測しているうちに病院についた。しかしついた直後思いついた。

そして美那ちゃんをまじまじと見たとき確信した。

明らかに痩せている。これは栄養が足りていない。と。

そしてお医者さんの話を聞いてさらに確信した。

お医者さんは点滴を打つと言っていたけど嫌な予感が・・・その予感は的中した。

美那ちゃんが泣き叫び出したのだ。久保さんは困惑してるし、でも電話もしてるし、私が止めるしかなかった。

賀喜「美那ちゃん何が怖い？点滴？」

美那「ｺｸﾝ」

賀喜「痛いから？」

美那「ｺｸﾝ」

賀喜「でも楽になるよ？」

そう言うと反応をなくして・・・暫くした後泣き止んでいた。

そしてその後美月さんが到着。

美月「賀喜ちゃん。ありがとう！点滴嫌いはんぱなかったでしょ。」

賀喜「なんとも(笑)でも美那ちゃんの熱については話があります。」

美月「えっ？どういう事？緊張だけじゃないの？」

賀喜「はい。栄養が足りていないのも1つの要因です。」

美月「嘘・・・食べる量最近は減ってたけど。」

賀喜「今は点滴を打っています。しばらくしたら終わるので待つだけです。」

美月「ありがとね。後で美那と話してみる。本当に今日はありがとう。またよろしくね。」

大切なメンバーを気にするのは当たり前の事だ。美那ちゃん早く元気になる姿を見たいよ。