君の笑顔が見たい (ページ41)

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撮影② ページ41

梅澤side

明らかに美那ちゃん熱出てる・・・そう気づいたのは美那ちゃんが山下と一緒にここに到着したとき。顔が真っ赤だった。

そしてそれを確信する言葉が

美月「梅。美那緊張で熱出しちゃってるから梅の方に来たら抱っこしてくれると嬉しい。」

梅澤「了解」

こんな状況でここに来るってよっぽど責任感があるんだろうな。暫くすると

ﾄｺﾄｺﾄｺ

美那ちゃんが私の方に来た。

梅澤「抱っこしてほしい？」

聞いてみると

美那「ｺｸﾝ」

うなずいた。だから抱っこしようと思ったら

賀喜「梅澤さん私が抱っこします。」

賀喜ちゃんがこっちに来て抱っこをしてくれると言った。

梅澤「ありがとう。また何かあったら言ってね。」

美那ちゃんのことは賀喜ちゃんに任せて私はもう一人のセンターの方へ行った。

梅澤「さくらちゃん。緊張してる？」

遠藤「はい・・・でも美那ちゃんの方が年下だし大変だと思うので・・・頑張ります。」

梅澤「大変なのは皆一緒に。年下は関係ない。でも頑張るって気持ちは忘れないでね。」

遠藤「はい！」

さくらちゃんと話し終わったらすぐ撮影が始まった。そして終わった直後賀喜ちゃんが何か叫んでいた。よく聞いてみると

美那ちゃんを早く病院に連れていって。という内容だった。

もちろん私も付き添おうと思ったけど仕事が会ったため賀喜ちゃんのところに行き

梅澤「今から仕事あって付き添えないから久保呼んで一緒に病院に連れていってあげて。」

山下「ごめん。私も仕事入ってて。おわったらすぐ連絡入れるからそれまでよろしくね。」

私と山下。両方仕事があっていけないからよろしくね。