君の笑顔が見たい (ページ36)

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悲しい② ページ36

真夏side

悲しくないと言えば嘘になってしまう。だけどもっともっと悲しんでいるこがいると思うから顔に出せない。その子は

飛鳥「真夏美那知ってる？」

美那ちゃんだ。でも美那ちゃんの事について話したいことがあった。

真夏「その事なんだけど美月が美那ちゃん廊下にいるんですよ。って場所を教えてくれてさ。でもまだ皆に言えてないんだよね。皆行くっていいかねないし。」

飛鳥「あーねあり得る。」

真夏「でしょ。緊張させたらもとも子もないじゃん。」

飛鳥「皆で相談するとか。」

真夏「飛鳥ナイス！」

皆と相談すればいいんだ。何で気づかなかったんだろう。そして相談した結果

白石「美月に言われた人が行くべきじゃん。真夏に頼みたかったんでしょ？他の誰でもなく。」

まいやんの言葉に皆が同意した。そして私がいったら

美那ちゃんは廊下で泣いていた。

そしてなんとか部屋に連れ戻すことに成功させた。

美月「真夏さん！ありがとうございます。」

真夏「美月。後は頼んでいいかな？」

美月「もうほとんどやることありませんよ(笑)ここに連れ戻せば安心です。」

なるほど。美那ちゃんにここで泣いていいよ。と言う事を伝えたかったのだ。でも姉妹が言っても信じないだろうと思い姉妹ではない人に頼んだのか。

これから沢山のひとが卒業していくと思う。だけどそのときは皆で悲しみを分け合おうね。悲しいのは皆一緒だよ。