過去の話�� ページ4
美月side
ええ今美那と一緒に楽屋に来ているのですが今にも泣き出しそうです。
葉月「うわっ可愛い！」
与田「本当ださすが山の妹」
大園「ねぇ皆まってこの子泣きそう？」
桃子何故疑問形。でもよくぞきづいてくれました。
美月「ねえ美那自己紹介できる？」
美那「私の名前は山下美那です。・・・山下美月・・・の妹です。よろしくお願いします。」
震えながらもなんとか言い切った美那
梅澤「ねえ山下。この子何でこんなに震えてるの？それにさっき山下が楽屋を出ていった理由。もしかしてこの子過去になにかがあってそれがトラウマになってるんじゃない？」
何でそこまで想像できるのか。私にはわからない。だけど隠し通せないのも確か。
美月「美那。ごめんね話してもいいかな？」
多分話してもいいと言うだろう。後で自分が苦しむことも厭わずに。過去に何度か話したことがあったがその夜は悪夢を必ずと言っていいほど見ていた。
今回もそうなることは避けられない。
だが案の定ｺｸﾝﾄうなずいた。
美月「とっても重い話になる。それがいいと言うんならその先の話を聞いてね。特に蓮加。この話を聞いて無事でいれる保証はない。取り乱す可能性の方が高い。
それでも聞きたい？」
考え込んでいたがうなずいた。
美月「じゃぁ話すね。―美那はいじめを受けていたの。ものをとられるのは日常茶飯事。壊されて泣きながら帰ってきたことも一度や、二度じゃなかった。でも決して学校を休もうとはしなかった。
だけどね学校にいけなくなっちゃう事件が起きたの。
ずっと信じてくれている友達がいた。だけどねその友達もずっと圧力をかけられていたの。でも美那から決して離れなかった。でもねそのこ結局は敵に回った。
もう美那は誰も信じられなくなった。そしてはじめて会う人も極端に怖がるようになった。」
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作者名：莉香 | 作成日時：2022年2月28日 0時
