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田中「そろそろ行くわ」



堀部「もうお別れなんて..あの..最後に..握手だけしてもらっていいですか..?」


田中さんと握手をすると、嬉しそうな声を出す。




西崎「俺も!!」




堀部と同じように手をズボンで拭くと、西崎も握手を求めた。




田中「俺の正体は警察には秘密だからね」



西崎「なんで助けてくれたんですか?」




田中「世界を敵に回してでも、正義のために戦うのがガルムフェニックスだから」




堀部「やばい..どちゃくそ惚れる..!」



もう田中さんにうっとりな2人。



「..本当にありがとうございました」




田中「びっくりしたよ。..まさかあのAちゃんが泣くなんて。
変わったね、一颯のおかげ?」



いたずらっぽく笑う田中さん。





「..一颯くんのおかけではあるけど..友達、出来たので」




堀部の手を引いて笑ってみせると、田中さんは今度は優しい笑みを見せた。





田中「ならよかったよ」



ぽんぽんと軽く頭を叩くと鞄を持つ。



田中「あ、一颯に伝えといてくれ。
今度焼き肉奢れって」




そう言って..ヒーローは去っていった。





西崎「ヒーローってかっこいいなぁ..!」



堀部「..目覚めちゃった?」




「ま、ガルムフェニックスは特別だけど」




うんうん、と頷く堀部は、急に私の肩を掴む。


堀部「..ってか、A。
ガルムフェニックスとどういうご関係!?
ずるいよ、頭ぽんぽんなんて!!」




「..お兄ちゃんみたいなものだよ?」




一颯くん程じゃないけど、田中さんも長い付き合いだ。




だから..文香ちゃんのお父さんの相良さんがこの事件に関与してる事を知って..助けに来てくれたんだろう。

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涼宮美桜 - このお話すっごく好きです!これからも更新頑張ってください!応援してます!! (2019年5月5日 1時) (レス) id: 67fa9efd8d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽかぽか笑顔 x他1人 | 作成日時:2019年4月4日 12時

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