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Kai.side


動いたら蹴る。


そう言ったAは、今俺によりかかりながら眠っている。


甲斐「この体制まじでツレぇ..」


須永「大好きな彼女のために頑張れよ、かーい」


甲斐「殴んぞ」


石倉「でもそしたらお前は諏園に蹴られるからな」



舌打ちをすると、ケラケラと笑う2人。


マジで後でぶん殴る。



「ん..」

目を擦りながらAが起きた。


「あれ、唯月達は..?」


さっきまで俺をイジり、眠ってるAを可愛がっていた諏訪たち3人はトイレに向かっていた。


「起こしてくれてもいいのに」


不貞腐れた様に言うA。


..無理やり起こしたらキレるのはどっちだ。





そろそろ帰ってくるんじゃねぇの、


と言おうとした時お目当ての諏訪達が教室に入ってきた。


諏訪「里見!あんた疑われてるよ」


ただ雰囲気はとてつもなく悪くて。


小宮山「名推理聞かせてよ」


小宮山に背中を強く押されて入ってきたのは茅野。


茅野「いや..全国大会の会場に居たよね?

観客席に..

ジャージ着て..」



茅野の言葉に隣に座ってる奴の視線が里見に向く。


真壁「あ、そういえば大会の日。
ジャージの上着、里見に貸したんだっけ」



河合「なんで貸したの?」


真壁「あの時色々と準備に追われてて。
なのに急遽駐車場の警備も手伝わなくちゃいけなくなって。
たまたま会場にいた里見に引き受けてもらったんだ。」



兵頭「たまたま会場にねぇ..
た〜また〜ま」


里見「試合が中止になって、暇になったから見に行っただけだよ」


余裕あり気な笑みを浮かべた。


光永「俺は暇でも水泳なんて見ないけどねぇ」


兵頭「俺も〜」


里見「なに?お前らも俺の事疑ってんの?」


「疑ってるよ」



その余裕あり気な笑みが消えた。

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空白 - 鈴音って漢字間違えてましたよ、涼音ですよ (2019年3月21日 0時) (レス) id: a394520362 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - このドラマ大好きなのであと大好きな涼太君が出てるので最高です甲斐隼人君大好き (2019年3月15日 12時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽかぽか笑顔 x他1人 | 作成日時:2019年3月14日 17時

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