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3月2日| ページ20

Kai,side


柊「楽しそうなこと思い浮かべて〜大切なのは想像力だ〜!」



石倉「甲斐、踊らねぇと殺されるぞ」


「そうだよ」


甲斐「うっせぇ、下手くそ」


「は、うっざ」


いつも通り。


昨日のAの欠片も残ってない


俺達が知ってるAが笑っている。


柊「へいへいへいへい、甲斐くんどうした?」


柊から離れようとすると、肩を掴まれた。

逃がさない、とでも言われてるように。



柊「言ったろ、想像力だよ!
今お前が踊らなかったら皆がどうなるのか..
大事なあいつがどうなるのか..」


その言葉に俺が思わず柊を見ると、柊はフッと口角をあげる。


柊「言い忘れてたがもう1つ、この上に爆弾がある」


俺だけに聞こえるように



下手くそながら踊ってるあいつの頭の上を指しながら言った。



柊「昨日も今日も..守る気はないのか」


呆れたように呟く柊に舌打ちをして、俺も体を動かした。

柊「そーそ。長生きしたいなら、体操は大事だからな」






「はい」

前からパンと牛乳を沢山抱えてきたAが俺たちに配る。


「体操は健康にいいからね〜」


諏訪「体操って言うかもはやダンスじゃん」


「いやまぁそうだけど。」


諏訪「ブッキーと同じこと言ってるし..」



諏訪は時々こうして、俺を試すような、疑うような視線を向けてくる。


「涼音..いる?」


Aの問いに力なく首を振る水越。


「..お腹減ったら食べなよ」


そう言って水越の机にパンを置くと、Aは自分の席についた。


変わらない。


ほんとうに俺達が知っている諏園Aだ。




急に水越が立ち上がったかと思うと、水越は茅野のパンを投げ捨てた。


水越「許さない..あんたが答えを外さなきゃ蓮は死なずに済んだ。あんたのせいでッ..!!」


振り上げた手は近くにいた真壁達が抑えたおかけで茅野に当たっていない。



水越「あんたのせいで蓮は死んだのッ!!!!」





その言葉に、Aが悲しそうに唇を噛んだのを見逃さなかった。

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空白 - 鈴音って漢字間違えてましたよ、涼音ですよ (2019年3月21日 0時) (レス) id: a394520362 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - このドラマ大好きなのであと大好きな涼太君が出てるので最高です甲斐隼人君大好き (2019年3月15日 12時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽかぽか笑顔 x他1人 | 作成日時:2019年3月14日 17時

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