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柊「さてと、不正解の場合ペナルティーが課せられるんだよな?」
諏訪「待てよ。マジで殺す気?」
柊「言ったはずだ。不正解だったら誰かを殺すって。だ〜れ〜に〜し〜よ〜う〜か〜な」
甲斐「ふざけんじゃねえ。なんでお前に殺されなきゃなんねぇんだよ!」
柊「なんだどうした。この期に及んで命乞いか?」
皆の様々な"命乞い"を、どこか冷めた様子で見てる自分がいる。
掴みかかる不破を簡単に投げ倒す先生。
柊「活気があっていいねぇ!こんなに必死なって授業に取り組んだことなかったんじゃないのか?
ほらぁ!もっと来いほらぁ!」
石倉がやられて、兵頭を筆頭に男子達が先生に掴みかかる。
柊「いててて、いたい、いたーい」
大きな爆発音と共に、ﾊﾟﾗﾊﾟﾗと小さな破片が落ちる。
柊「お前らこれがあること忘れんなよ」
里見「汚ぇぞ」
柊「集団で襲いかかっときながらよく言うよ」
柊「さて..どうしよっか」
石倉「そんなに殺してぇならよ..そんなに殺してぇなら茅野を殺れよ!!」
石倉はそう言いながら茅野を指した。
自然と零れてきた涙も、茅野の悲しみでいっぱいだった心も、全てが無かったかのように収まる。
石倉「答えを外したのも..こいつなんだから!
なぁ茅野..お前が死ねよ、なぁ?
お前らみんなそう思ってんだろ!?」
石倉の問いに誰も答えない。
「なんでそうなるの..」
今日で何回目だろう。
唯月からのこの視線を浴びたのは。
動揺、驚き。
そんな視線を..向けられたのは。
また、吐いた息がため息になった。
「だったら私が死にます」
柊「へぇ..?」
口角を上げて笑う先生。
どこまでも、この人は意地悪だ。
甲斐「なんでだよ。お前は関係..」
「関係ない?
じゃあ茅野が死ぬことは関係があるの?意味があるの?」
諏訪「茅野が答えを間違えなければ、誰も死ぬことなんかないんだよ。
こいつが間違えたのが!!」
「じゃあ!!ゆづちゃんが言った答えだって間違えた!!
その時..ゆづちゃんは責任もって死んでたの?」
ゆらり、
唯月の瞳が悲しそうに揺れた。
死んで欲しいわけじゃない。
責任を誰かにとってほしいわけじゃない。
ただ、押し付けないで欲しい。
柊「なんだ、反論なしか?
お前ら..皆茅野か諏園が死ねばいいと思ってんのか?」
その言葉に..唯月も隼人も唇を噛んで視線を逸らしてた。
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空白 - 鈴音って漢字間違えてましたよ、涼音ですよ (2019年3月21日 0時) (
レス) id: a394520362 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - このドラマ大好きなのであと大好きな涼太君が出てるので最高です甲斐隼人君大好き (2019年3月15日 12時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽかぽか笑顔
x他1人 | 作成日時：2019年3月14日 17時
