甲斐くんの彼女。

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甲斐「ドーピングしてたんだよ」


「ドーピング..?」


水越「うん。マイボイでも"景山 ドーピング"ってトレンド1位になってたし」


「マイボイ..?」



初めて聞く単語ばかりで頭にハテナが浮かぶ。


諏訪「あんたが唯一やらないSNS。
あの時、Aは保健室にしか居れなかったから多分知らないよ」


「そっか」


甲斐「とにかく、水泳絡みが自 殺の原因で間違いなさそうだな。
水泳部の責任、ってわけだ」



隼人の言葉に水泳部の熊沢と真壁が反応する。


熊沢「ちょっと待ってよ。私達別に何もやってないし。
茅野さん、余計なこと言わないでよ?」


また余計な圧を..



茅野「ちょっとごめん..トイレ..」



茅野は逃げるように教室を出ていった。



「余計なこと..って怪しいね」


頬杖をついて熊沢を見つめる。


熊沢「なに..諏園さんは私を疑ってるわけ?」


「そんなこと言ってないよ。第一、私は何も知らない。本当に何も」



なにがあったか、どんな気持ちだったか




1つも知らないし分からない。




宇佐美「なんか随分とさくらに入れ込むね」


「そうかな。私はただ先生が望む答えを見つけたいだけだよ」









早く解放されたいでしょ?




普通なら。

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