甲斐くんの彼女。

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石倉「どうすんだよ..!」


里見「こっちの意図がばれた今、下手に動かない方がいい」



逢沢「先生からの質問はどうする?もうすぐ8時になる。投稿者が名乗り出なきゃ、誰かが死ぬ」


ロッカーに座って足をプラプラさせていたら、隣に座っていた隼人がロッカーにから飛び降りる。



甲斐「おいｯ!
誰があの動画流したんだよ」



西崎「俺じゃないよ..」

柳本「僕も違うよｯ」


面倒くさそうな西崎と怯えた様子の柳本が言う。



光永「勿論俺でもない」


自分の机を軽く蹴られた光永が隼人に向かってはっきりと伝えた。


甲斐「だったら1人ずつ吐かせるしかねぇな、おい。」


苛立った隼人は立野の胸ぐらを掴む。




兵頭「とか言ってお前だったりしてー!!」


窓側のロッカーに座ってた兵頭が叫んだ。




甲斐「あ?」

兵頭「一番似合いそうだもんな。
"あいつの苦しむ顔が見てぇ。興奮する"とか。
諏園の事もほんとはそういう目で見てたんじゃねぇの?もしかしてあのマイボイの写真もお前が..」



兵頭の言葉は隼人に殴られたせいで続かなかった。




マイボイの写真?




それは景山澪奈の写真のこと??




結城「ねぇ、景山さんのストーカーの仕業っだとしたらさ、よくプールに顔だしてたんじゃない?」





"景山澪奈のストーカー"




そのワードに思わす寒気がする。




熊沢「うちの男子は見かけなかったけど」


諏訪「別に男の仕業とは限らないんじゃない?
女だっているでしょ、そういう奴。」


余裕ありげな態度の唯月の視線が宇佐美に向く。



諏訪「あ、そういえば香帆さ、澪奈と昔仲良かったよね?」

今思い出した。


という雰囲気を演出するような明るい声色の唯月が問いかけた。


宇佐美「はぁ?何いきなり」


冷めた様子の宇佐美が振り返った。



「どうして急に話さなくなったの?」


宇佐美「あんた達に関係ないでしょ」



私達を見る宇佐美の目は"黙ってろ"とでも言いたげだ。



魚住「どうしたの香帆..」


そんな宇佐美を見て、魚住が動揺したように声をかけた。



宇佐美「なんでもなーい。」




水越「もし女子がやったなら..犯人は茅野じゃない?」


ぽつり。


涼音が冷たい声で呟いた。

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