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S.SIDE
相良「智司、俺はもう我慢ならねぇぜ」
智司「何がだ」
相良「そろそろ軟高の2人をひねりつぶしてもらいてぇ」
"軟高"という名前を出した途端、Aは顔を上げて不安そうに瞳を揺らした。
こいつが三橋と付き合って2週間経とうとしている。
智司「なんだそれ。俺に命令しようって言うのか」
相良「命令じゃねぇよ。うちの頭として恥ずかしくねぇ歴史を作って貰おうとしてんだよ」
智司「俺は自分が好きな時に暴れんだよ。なんでお前にうだうだ言われなきゃならねぇんだ。頭に乗ってるとひねるぞクソが」
相良「好きな時に暴れる奴が頭じゃ困るんだよ。それじゃあ開久はナメられっぱなしだ」
智司「なんだそれ。どこの奴らにナメられてんだ。あぁ?俺のせいで開久がナメられてるっつうのか?ｵｲｺﾗｧ!!」
苛立った智司が俺に向かって言う。
「やめなよ、智司君、相良君…」
俺と智司の間に入るAの声は…震えている。
怯えた姿なんか…俺にしか見せなかったあいつが。
相良「だからさっき言ったじゃねぇか。おい」
「久保…どうしたのその怪我!」
久保「やられたんす…軟高の奴らにいきなり襲われて…」
智司「情けねぇ野郎だな…何したんだてめぇ」
久保「何もしてないんすよ。10人くらいでいきなり襲ってきて…そこに伊藤もいました」
驚きが隠せない様子のA。
ただ…伊藤を庇ったのはこいつじゃない。
智司「伊藤?あいつは何もしねぇ野郎を急に襲うような奴じゃねぇだろ」
「そうだよ!あんたがガンつけたとか…いやそれでも伊藤さんはそんなんで喧嘩しないし…わかった!あんた伊藤さんの髪の毛バカにしたんでしょ!」
久保「ほんとに何もしてねぇっす!それに言ってました。
連合組めば開久なんか敵じゃねぇって」
「連合…?」
相良「んだよお前聞いてねぇの?」
Aは情けなさそうに視線を下げて頷いた。
相良「まぁそりゃあそうだろうな。彼女っつたって開久の野郎に言うわけねぇか」
「三橋さん達はそんなこと気にする人じゃないもん」
相良「だったらなんで聞いてねぇんだよ。…お前本当に彼女って思われてんの?」
「…相良君のばか、」
目を真っ赤にしたAは俺に鞄を投げつけてきた後…小さくそういって走って行った。
智司「本当にそういったんか?伊藤が…本当にそういったんだな?」
確かめる様に久保に聞く智司。
久保「はい…」
すると智司は何も言わずに学校を出て行った。
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ぽかぽか笑顔(プロフ) - ×さん» ああありがとうございます!!何度も聞き取れなくて…恥ずかしいです、悪いこと笑 番外編もよろしくお願いします＾＾ (2018年12月28日 10時) (
レス) id: d0ae113321 (このIDを非表示/違反報告)
ぽかぽか笑顔(プロフ) - 史那さん» ありがとうございます!!相良君が相良君らしくしてないかな?とも思いましたがよかったです!!!番外編もよろしくお願いします＾＾ (2018年12月28日 10時) (レス) id: d0ae113321 (このIDを非表示/違反報告)
史那(プロフ) - 最高な作品をありがとうございます！！もう最高すぎました！相良くんの優しさとかもう涙です！これからも頑張ってください！ (2018年12月28日 0時) (レス) id: a4837a6c89 (このIDを非表示/違反報告)
×(プロフ) - 悪いことだけじゃなくて腕力だけでですよ！笑 小説すごく面白いです。これからも更新楽しみにしてます (2018年12月22日 1時) (レス) id: 3e604001ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽかぽか笑顔
x他1人 | 作成日時：2018年12月20日 22時
