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三橋「俺はさ、自分より卑怯な奴が許せねぇんだよ!!!!」
そういって三橋さんは最後の一発をヘルメットくんに食らわせた。
三橋「はい。唐辛子の刑に処す」
「…唐辛子?」
三橋さんは缶に入った唐辛子をヘルメットくんにぶっかける。
あぁ…だから目の所が開いてるヘルメットにしなきゃいいのに…
そして隙間のなくビッチリとガムテームを張り付けた。
ヘルメット「ｳｯ…ﾝｯﾝｯ!?」
回復が早いヘルメットくんはバタバタと足を動かす。
三橋「…行くぞ」
手を差し出してくる三橋さん。
「あ、えっと…」
三橋「あ?んだよ…」
思わず足をさする。
三橋さんは怪しげに私を見た後…はぁ、と1つため息をついた。
三橋「ん」
そしてしゃがみこんで背中を向けてくる。
「いやいや!それはおこがましいっていうか…さ、相良君呼んでくれれば勝手に帰りますから!」
その言葉に三橋さんは眉をﾋﾟｸﾘと動かした。
三橋「お前さぁ」
いつもより低い声に肩を震わす。
三橋「相良の事好きなの?」
「…はい?」
じっと三橋さんを見つめると、三橋さんもただただ私を見つめ返してくる。
…なんでこの人はこんなにも気づかないんだ。
理子ちゃんが好きだから?
「っ…」
そう思ったら胸が苦しくなった。
三橋「はっ、ちょ、はっ!?」
ﾎﾟﾂﾎﾟﾂと灰色の地面が濡れる。
「なんで気づかないんですか…」
三橋「はぁ!?何が!!」
「わざとですか!?わざとなんですか!?」
そりゃあ話上はそこまで見せてないけど!!!
「…俺の女って言ったから…少し期待した私がばかじゃないですかぁ…」
ずずっと鼻をすすりながら言うと、三橋さんは「ん?」と耳を傾けてくる。
三橋「え、あ、ちょっと待て。期待って…」
「そりゃあするでしょ!!好きな人にそんなこと言わ…れたら…」
三橋「んだよ…!」
澄まして見せる三橋さんの顔が赤い。
三橋「お前さぁ、ほんとバカなの?え?開久に影響されすぎてバカになっちゃったわけ?」
何度も私の頭をチョップしてきてそんなことを言う。
「なんでそんなに言われなくちゃいけないんですか!」
三橋「えぇ。無自覚かよ…」
…ムジカク?
「…ﾍｧ!?」
初めてそんな声を出した。
"好きな人にそんなこと"
伊藤「なんだあいつら。見せつけか?見せつけなのか」
理子「伊藤ちゃん達もあんなだけどね」
伊藤「えっ!?」
理子(ちょっぴり羨ましいけど…よかったわねAちゃん)
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ぽかぽか笑顔(プロフ) - ×さん» ああありがとうございます!!何度も聞き取れなくて…恥ずかしいです、悪いこと笑 番外編もよろしくお願いします＾＾ (2018年12月28日 10時) (
レス) id: d0ae113321 (このIDを非表示/違反報告)
ぽかぽか笑顔(プロフ) - 史那さん» ありがとうございます!!相良君が相良君らしくしてないかな?とも思いましたがよかったです!!!番外編もよろしくお願いします＾＾ (2018年12月28日 10時) (レス) id: d0ae113321 (このIDを非表示/違反報告)
史那(プロフ) - 最高な作品をありがとうございます！！もう最高すぎました！相良くんの優しさとかもう涙です！これからも頑張ってください！ (2018年12月28日 0時) (レス) id: a4837a6c89 (このIDを非表示/違反報告)
×(プロフ) - 悪いことだけじゃなくて腕力だけでですよ！笑 小説すごく面白いです。これからも更新楽しみにしてます (2018年12月22日 1時) (レス) id: 3e604001ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽかぽか笑顔
x他1人 | 作成日時：2018年12月20日 22時
