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「ちょ、ちょっと!!!」
まさかこんな商店街のど真ん中で喧嘩するとは思ってもいず、動揺が隠せない。
いや開久もここでよくケンカしてるけど!!!!あいつらバカだから!!!!
谷川「今井さん!!」
紅野「ほら、こんにちはーっと!」
「谷川君!!」
今井さんを守ろうと入った谷川君が紅野くんの蹴りを貰う。
さっきのゴミ箱を被せられた今井さんは、ほうきで3人に叩かれている。
「、なに!?」
止めようとすると手を掴まれて、勢いよく振り向く。
ユタカ「やめとけ。敵う相手じゃない」
「敵う敵わないじゃないの!ってか今井さんバカだから!」
絶対ゴミ箱を脱ぐと叩かれると思ってそのまま戦おうとしちゃう。
今井「Aさんの声!!!くそうお前ら…ぶっ殺すぞｫｫｫ、ｱｧｧ!」
思った通りで、今井さんはすぐそばにある自転車に突っ込んでいった。
紅野「ﾌﾊﾊﾊ…なんなんだ、このバカはよぉ!!!」
ただでさえ強いのにそれが3人。
「今井さん!!!」
紅野「さて。三橋と伊藤の場所…教えて?」
今井「俺はあいつらに興味はねぇんだ…よっ!」
今井さんの頭突きが…紅野さんにキマる。
紅野「野郎…親父にもぶたれたことないのにぃぃぃ!!!!」
紅野さんは怒り狂ったように今井さんを蹴りつけた。
「やめて!!死んじゃう!!!!」
紅野「知ったことかよｫｫ!」
今井さんの口から吐き出される血が地面を染める。
今井「Aさん…そんな綺麗な涙、流さないでくださいよっ…」
紅野「なにクサいこといってん…の!」
苦しそうな今井さんの声が響いた。
「お願いっ…もうやめてよ…」
平和ボケなのかな。
「…お願いっ…」
こんな風に喧嘩した相手をボコボコにしてきたのに。
溢れてきた涙が止まらない。
助けに来てよ……
相良君…
「三橋さん、」
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作者名：ぽかぽか笑顔
| 作成日時：2018年12月18日 22時
