かわいい幼馴染。 (ページ10)

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目の前には…見覚えのない男の子。

「…ごめんなさい」

素直にそう告げると、男の子は悲しそうに笑った。

一目惚れだったらしい、入学式の時に

「ただいま」

家に帰りリビングに向かうと…興味津々の視線が3つ向かってくる、

雅紀「ど、どうだった!」

和也「バカ!」

嘘がつけないまさにぃは…時々本当に助かる。

「和君…皆に言ったの?」

和也「さぁね」

「…フりましたよ…そりゃあ」

翔「そりゃあって…なんで?」

「…なんでだろ」

翔「わかんないんかい…!」

「…今の状況に満足してる…からかな」

ぽつりと呟くと…なんだか照れ臭くなる。

「着替えてくるね」

彼氏が欲しくなるお年頃なんだろうけど……

「…今のところあの5人で手一杯なんだよなぁ」

私の恋は…

さとにぃが初恋だった、というところで終わっている。