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風呂から上がって丁度着替え終わった時、ﾄﾝﾄﾝっとノックされたドア。
「髪の毛乾かしにきましたー…わっ、びっくりした」
返事の代わりにドアを開けると、目を大きく開いて俺を見つめてくる。
「?…コナン?」
コナン「髪、早く乾かせよ」
「あ。うん…」
不思議そうに俺を見つめてた莉菜は、ドライヤーの音に混じって上機嫌な鼻歌を歌っていた。
コナン「はぁぁぁ…」
“髪、早く乾かせよ”って、俺が足止めしてたんじゃん。
蘭「…ため息つくのやめてよね。辛気臭い」
コナン「蘭…」
蘭「どうかしたの?2人とも眉間に皺寄せて考えちゃって」
自分の眉間に人差し指当てて、面白そうな表情で俺に言ってきた。
コナン「…あの…さ」
蘭「?」
コナン「あ、いや…友達の話なんだけど…」
少し恥ずかしくなり、そう言えば微笑む蘭。
…絶対信じてないな、こいつ。
コナン「好きな人が…他の人を好きな時ってどうすればいい…あ、俺じゃないからな!!」
蘭「分かってるよ笑
…ん〜…それ、ほんと?」
コナン「…あぁ、ほんと」
小さくそう呟けば…「そっか…」と何故か蘭も悲しそうにそう呟いた。
蘭「…多分…その子も困ってるだろうから…ただ…傍に居てあげればいいと思う」
"普段、新一がみなみにしてるように"
コナン「傍に…」
蘭「うん。ただ変なこと考えずに…だってみなみは…莉菜ちゃんは…コナン君にそうやって…寄り添ってあげてたでしょ?ふふ、コナン君がそんな表情するなんて驚きだな笑
いつも自信に満ちた表情で。……ねぇ、コナン君」
コナン「?」
蘭「恋愛って…絶対に誰かと誰かが幸せになるってものじゃない。
だけどね……だからと言って誰かと誰かが…想い合ってないってことでもないの。
それは、気づいてないだけで…必ず誰かが自分の事を見ていてくれている。
支えてくれていると思うよ」
コナン「…サンキュー蘭」
そう言って笑うと、蘭も安心したように微笑んだ。
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萌奈 - とっても、とーっても！面白かったです！更新頑張ってください！ (2020年4月12日 19時) (
レス) id: 08309c157f (このIDを非表示/違反報告)
ルカ - 作者さんのコナン作品どれも大好きです！体調に気をつけてこれからも頑張ってください！ (2017年7月21日 19時) (レス) id: 71abb433c8 (このIDを非表示/違反報告)
猫又 - とても面白いです！少年探偵団が中学生ってなんか新鮮！これからも無理せず頑張ってください。 (2017年7月20日 12時) (レス) id: d6cba85abb (このIDを非表示/違反報告)
しおらん(プロフ) - 凄く続きが気になります！更新頑張って下さい！ (2017年7月9日 22時) (レス) id: 9724115a90 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - ええええええまさかもう戻れない次回どうなる (2017年7月9日 14時) (レス) id: 2b36d5a049 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コナン専門ですっっす
| 作成日時：2017年6月11日 21時
