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井上「では、船首見学を楽しんでください!」

「「「「はーい!!!」」」」

歩美「コナン君と莉菜ちゃんも一緒に写真撮ろうよ!!」

船の頭?のところを見学している私達。

「うんっ!!」

コナン「莉菜、あの子ってさ」

おいでおいでと示す歩美ちゃんの後ろに立っている、さっきの訓練で1人でいた男の子。

「…うん、さっきの子だよね」

『ほら勇気。いくぞ』

勇気くん、に優しく声をかけたのは…お父さんかな。

コナン「いくぞ」

「えっ、ちょっと!」

コナン「ねぇねぇ!!君、勇気くんって言うの?」

『え?…うん』

急にお父さんと手を繋いで歩き出した勇気くんにそう聞くコナン。

コナン「よかったね。お父さん見つかったんだ」

『どういう事かな?僕』

コナン「だってさっき船が揺れたとき、お父さん居なかったでしょう?
だから心配してたんだぁ。なっ、莉菜」

「う、うん!
よかったね」

そう言ってニコっと笑うと、何故か視線を逸らされた。

勇気父「あ、あぁ…トイレに行ってた時だね」

コナン「へぇー…そうだったんだ。
それで一人ぼっちだったんだね」

勇気父「じゃあ、向こう見に行こうか。
勇気」

勇気「うん…」

変わらず勇気くんは元気がなさそうに視線を下げてお父さんと歩いて行ってしまう。

「ねぇ…」

コナン「ん?」

「トイレに行っててもさ…あの揺れには気づくよね?」

コナン「あぁ…それに、この甲板行動まで姿を見せなかったこともおかしい…」

顎に手をあてていつものように難しい表情をしているコナン。

そんなコナンの首に伸びた手。

「あ…」

小五郎「こらぁ!
ちょろちょろしてんじゃねぇ!」

蘭「もう。目を逸らすとすぐいなくなっちゃうんだから。
莉菜ちゃんもよ!」

コナン「「ごめんなさーい」」

いや、コナンに無理やり連れてこられたんだけどね。

園子「ちょっとあんた達!ちゃんと反省してんの!?」

コナン「あー!!!かっこいー!!!!
女性自衛官だ!!!!!」

園子のキレ気味の言葉を無視して、蘭と園子の後ろにいる女性自衛官さんを指さしたコナンはそう叫んだ。

その言葉を聞いて喜んだのは

小五郎「えっ!?」

おじさん。笑

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美紀 - コナン大好きなのでこの小説最高です (2018年4月29日 13時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
yuuyuu(プロフ) - 続きが楽しみです! (2017年3月25日 22時) (レス) id: 44d76fc590 (このIDを非表示/違反報告)
生ちゃん♪(プロフ) - スズムさん» 全部のお話にコメントありがとうございます!!!すごく、うれしいです涙本当に感謝です!!! (2017年3月19日 18時) (レス) id: d0ae113321 (このIDを非表示/違反報告)
スズム - いつもの謎解きに恋愛も入れて、アニメとか漫画のコナンみたいです!すごいし、羨ましいかぎりてます!続きまっています。 (2017年3月18日 21時) (レス) id: 1fd8b1a342 (このIDを非表示/違反報告)
しおらん(プロフ) - 今までのシリーズ全て面白かったです。続き楽しみに待っています。 (2017年2月27日 18時) (レス) id: cef4b96871 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:コナン専門ですっっす | 作成日時:2016年12月18日 17時

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