【名探偵コナン】絶海の探偵

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『上村 莉菜ちゃん!必ず助けます!もう少しです!頑張ってください!』

歩美「莉菜ちゃん!!!死んじゃいやー!!!」

光彦「頑張ってください!」

園子「死ぬんじゃないわよ、ガキンチョ!!」

元太「もうすぐ助けるぞー!!」

蘭「絶対に…私達が見つけるからっ…!!!!」

落ち着け…まだ…まだあるはずだ。

あいつを…見つける方法が…

『波が速くなっています!
捜索範囲の拡大が必要かと!』

艦長「日没まで時間がない!
エリアをアルファーブラボボックスに変更し、捜索を続行しろ!!」




「ぷはっ!…んぐっ…」

波の揺れがさっきよりも強くなってきた。

ｷﾗｯっと光った何かが私の周りを舞い上がっていく。

もう…疲れちゃった。




七海「だいぶ…暗くなってきたわね」

『日没まで…残り15分もありません!』

蘭「っ見つけてよ…。
ずっと…見つかるまでっ…探してっ…」

『そうしたいのは…山々だが…』

『この時期、日没までの5時になると…水温が急激に下がるんだ。
だから、五時以降に発見できたとしても…』

蘭「そん…な…」

やべぇ…!

もう、海水温が下がり始めてるのか…

時計を見てみると…もう、時間がねぇ!

くっそ…なにか言い方法はねぇのか!!!

コナン「時計…?」

そういやあいつ…光彦から…

元太「なんでだよ!なんで探すのやめるんだよ!!」

光彦「絶対見つかりますから!!!」

歩美「諦めないで!!」

光彦「この船って凄いんですよね!?」

歩美「そうだよ、なんとかしてよ!!!」

元太「海の名探偵なんだろ!!!」

海の…名探偵…

そうか!このイージス艦のレーダーなら!

艦長「本艦は日戸七丸々をもって、遭難者救助を専門機関に至る。舞鶴港へ急行＿＿＿「電波時計だ!!!!」

コナン「莉菜は電波時計をしてる!!!このイージス艦なら、その電波ぐらい拾えんだろ!
光彦!あの時計、完全防水だったよな!?」

光彦「っ…はい!!!」

コナン「電波の受信時間は午前と午後の5時ジャスト!
艦長!時間がない!!!早く!!!!!」

艦長「うむ。直ちに電波探知機用意!!
午後5時まで残り1分40秒!
いけるな?」

『やってみせます!』

頼む…間に合ってくれ!!!

『捜索始め!』

『午後5時まで残り10秒!』

9…8…7…6…5…4…3…2…1

『ジャスト!』

艦長「…反応は」

『捜索範囲内に…反応はありません』

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