【名探偵コナン】絶海の探偵

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博士「新一か!笹浦さんから採取したTBTはイージス艦ほたかのものじゃなかった!」

まだ空港にいるのか、飛行機の飛ぶ音がうるさい。

コナン「でも、船の塗料なんだよな?」

博士「あぁ、舞鶴と若狭港を出入りする船の塗料と照合したら、昔の軍港を周る観光船の一つが舞鶴港を出発して、若狭の乗船場を通ることが分かったんじゃ!
思った通り、その観光船に塗られてるTBTと一致した」

コナン「じゃあ、笹浦さんの遺体はその観光船に引っかかって、舞鶴港から若狭港まで移動したってことか」

博士「あぁ、まず間違いじゃいじゃろう」

…舞鶴港から出発する観光船…



‟笹浦はんは今朝５時半ごろ、舞鶴港の崖の裏で日の丸の旗を振っているところを観光船の職員が目撃してます‟

‟パスワードは0505…‟

‟4月20日午前5時30分‟

‟時計は5時半で止まっているな…‟

‟通話は今朝5時半で止まっています‟

‟腕時計が泊まった時間ですね‟

‟そして死亡推定時刻が…‟



これまでバラバラになっていたパーツ(こと)が…一つ一つパズルのようにつながっていく。

笹浦さんが目撃された時間。

留守電を残した時間。

死亡した時間。

全てが同じ時刻…5時半!

コナン「あっ、そうか…!俺はとんでもない思い違いをしていた!」

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