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X「ばかな奴らだ。首を突っ込まなければ死なずに済んだのになぁ…!」
蘭「貴方…本当にスパイなのね」
X「そういう事だ。だが、後悔してももう遅い」
歩きながらそういうXとの距離が縮まる。
「…行って、蘭ねぇ勇気くん!!!!」
蘭「莉菜ちゃん…!」
「はやく!!!!」
不安そうに私を最後まで見つめながらも…しっかりと艦内へ戻っていった2人。
よかった。
波が高いから…もしもの事があって勇気くんが落ちたり。なんてことがあったら大変だ。
それに…蘭は絶対に無茶をしていた。
だったら…待ってる人なんかいない私の方が…不安はない。
「大丈夫」
そう。大丈夫____
X「フッ…ガキ1人でなにができる」
「さぁね。でも…ただの小学生と比べないでよ」
そう言って笑うと…「イカれた野郎だ…(ボソ」と小さく呟いた。
笑えてる。
そう素直に思った。
「そりゃあ…イカれるに…決まってるじゃん!」
タッっと隙をついてXの横を通り抜ける。
今日一日で私がどれほど悩んで苦労してると思ってるのよ。
もう…笑うしかないんだから。
笑って…誤魔化すしかないんだから。
「…はぁ」
使えてよ…博士。
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美紀 - コナン大好きなのでこの小説最高です (2018年4月29日 13時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
yuuyuu(プロフ) - 続きが楽しみです! (2017年3月25日 22時) (レス) id: 44d76fc590 (このIDを非表示/違反報告)
生ちゃん♪(プロフ) - スズムさん» 全部のお話にコメントありがとうございます!!!すごく、うれしいです涙本当に感謝です!!! (2017年3月19日 18時) (レス) id: d0ae113321 (このIDを非表示/違反報告)
スズム - いつもの謎解きに恋愛も入れて、アニメとか漫画のコナンみたいです!すごいし、羨ましいかぎりてます!続きまっています。 (2017年3月18日 21時) (レス) id: 1fd8b1a342 (このIDを非表示/違反報告)
しおらん(プロフ) - 今までのシリーズ全て面白かったです。続き楽しみに待っています。 (2017年2月27日 18時) (レス) id: cef4b96871 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コナン専門ですっっす | 作成日時:2016年12月18日 17時