27 ページ27
「あれ?ここ…」
どうしても、新ちゃんを見たくなくて。
食堂から出て、地面を見つめて歩いてると…甲板の近くに来ちゃったみたい。
よかった。よくわからないとこだったら帰れなかったしね。
蘭「莉菜ちゃん?」
後ろから聞こえた声に振り向けば、「もう莉菜ちゃんまで居なくなって!」なんて頬を膨らました蘭。
「え、あ…ごめんなさーい」
蘭「もう…。あ、甲板にコナン君いた?」
「え?さ、さぁ…どうだろ」
蘭「全くもう…どこ行ったのかしら」
そう不満を漏らした蘭は甲板へ出るけど…波が高いから、と船員に言われた。
『では、艦内へお戻りください。甲板は封鎖しますので』
蘭「あ、はい…」
不安そうに目を逸らす蘭。
「…大丈夫」
蘭「え?どうして…」
「そんな気するから」
だって…あいつは絶対に帰らなければいけない。
この…不安そうに1人でまってる蘭の元へ。
ただただ、蘭の元へ帰るためにあいつは…これまで無茶をし続けたんだ。
「だからきっと…大丈夫だよ」
そう言って蘭の手を握れば…温かかった。
649人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美紀 - コナン大好きなのでこの小説最高です (2018年4月29日 13時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
yuuyuu(プロフ) - 続きが楽しみです! (2017年3月25日 22時) (レス) id: 44d76fc590 (このIDを非表示/違反報告)
生ちゃん♪(プロフ) - スズムさん» 全部のお話にコメントありがとうございます!!!すごく、うれしいです涙本当に感謝です!!! (2017年3月19日 18時) (レス) id: d0ae113321 (このIDを非表示/違反報告)
スズム - いつもの謎解きに恋愛も入れて、アニメとか漫画のコナンみたいです!すごいし、羨ましいかぎりてます!続きまっています。 (2017年3月18日 21時) (レス) id: 1fd8b1a342 (このIDを非表示/違反報告)
しおらん(プロフ) - 今までのシリーズ全て面白かったです。続き楽しみに待っています。 (2017年2月27日 18時) (レス) id: cef4b96871 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:コナン専門ですっっす | 作成日時:2016年12月18日 17時