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小五郎「来て早々申し訳ありませんが、捜査の結果を教えていただきたい」
綾小路「勿論です。艦長さん、我々がここに来る前、笹浦はんが殺害されるまでの足取りを調べましたんや。笹浦はんは朝5時半ごろ、舞鶴港の崖の上で日の丸の旗を振っているところを観光船の職員が目撃してます」
艦長「なんで笹浦一尉がそんなこと…」
綾小路「それはわかりしませんが、最も気になる足取りは昨日です。
笹浦はんは海自の若狭基地であなたの取り調べを受けてはりますね?関口はん。
笹浦はんを取り調べた理由は何なんでしょう」
関口「そ、それは…」
小五郎「まーた隠し事かよ」
井上「藤井一佐!同じ海自の我々にも言えないことですか!?」
七海「防衛省の承諾を得てからではないと」
小五郎「いい加減にしろよ!!!笹浦さんは殺害されてるんだぞ!!」
目暮「話していただけなければ協力する事すらできませんからな」
目暮警部が静かにそう言った時、
ピコンピコンと機械音が聞こえた。
小五郎「彼はあんたらの仲間なんだろ?
仲間なら___七海「あんな男仲間じゃない!!」
おじさんの声を遮ってそう言った藤井さん。
目暮「聞き捨てなりませんな…」
艦長「これは…!
何故、イージス艦のデータがここに送られて…」
佐藤「協力させていただけないのなら、強行させていただきます。
…これは!クラウドサービスから、笹浦さんのIDから送信されてますね」
さっき新ちゃんが言ってたこと?
チラっと隣を見てみると、口角を上げていたから…ナイスタイミング、ってとこなのかな。
高木「まさか、このイージス艦にいるXに見せるために!?」
艦長「イージス艦のデータをネットに保存するなんて、規律違反です!!!」
綾小路「なるほど…。
それであんさんは、笹浦はんを調べはったんやな?
それを、そこの女性自衛官はんも知ってはった」
小五郎「何処へ行くんだ!」
七海「っ」
小五郎「待つんだ。まだ話は___七海「離しなさい!」
七海「私はあなた方と違い、国家のために仕事を…!!!
…ぁ…」
気まずそうな声が静かな部屋に響いた。
小五郎「あんた達の考えがそんなんじゃ、国家を守るどころか、Xを捕まえることすらできねぇよ。
フッ…協力しようじゃねぇか。日本のためにな」
おじさん…
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美紀 - コナン大好きなのでこの小説最高です (2018年4月29日 13時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
yuuyuu(プロフ) - 続きが楽しみです! (2017年3月25日 22時) (レス) id: 44d76fc590 (このIDを非表示/違反報告)
生ちゃん♪(プロフ) - スズムさん» 全部のお話にコメントありがとうございます!!!すごく、うれしいです涙本当に感謝です!!! (2017年3月19日 18時) (レス) id: d0ae113321 (このIDを非表示/違反報告)
スズム - いつもの謎解きに恋愛も入れて、アニメとか漫画のコナンみたいです!すごいし、羨ましいかぎりてます!続きまっています。 (2017年3月18日 21時) (レス) id: 1fd8b1a342 (このIDを非表示/違反報告)
しおらん(プロフ) - 今までのシリーズ全て面白かったです。続き楽しみに待っています。 (2017年2月27日 18時) (レス) id: cef4b96871 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コナン専門ですっっす | 作成日時:2016年12月18日 17時