【名探偵コナン】絶海の探偵

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元太「いっただきまーす!」

光彦「ほんっとに美味しいですね、海軍カレー」

歩美「今まで食べたカレーで一番おいしい!」

ﾁﾗっと隣を見てみると、すっごいオーラを放ってカレーを頬張ってるみなみ。

コナン「よ、よかったなー、カレーで。
おかわりもできるみたいだぞー」

「ばかにしてんの?」

ｷｯっと俺を睨んできてすっごい低い声でそんな事言う。

…こえぇぇ。

歩美「…莉菜ちゃん…怒ってる?」

「え?ぜーんぜん!!おいしいね、カレー」

歩美「あ。うん…」

おい、歩美の笑顔引きつってんぞ。 ←

蘭「私もこんなにおいしく作れたらなぁ」

園子「はいはい、ご馳走様」

蘭「なによ」

園子「貴方のために美味しいカレーを作ったから早く帰ってきてぇって電話してみたら♡」

蘭「ばか、カレーで帰ってくるわけないでしょ」

はは、確かに…。

コナン「ってぇ!?」

急に足を蹴られついそんな声をあげる。

蘭「どうかしたの、コナンくん!」

コナン「あ、ううん。なんでもなーい…」

隣のみなみを見ると澄ました顔でカレーを食べている。

こんにゃろ…。

「鼻の下伸ばしちゃってさー」

コナン「伸ばしてねぇし」

「はぁ、俺も帰ってお前の手料理を食べてぇよ、蘭。ってか」

コナン「いや、思ってないし普段食ってるだろ」

「愛情た〜〜〜っぷり♡がいいんでしょ」

コナン「お前さ…俺が悪かったけど…」

「悪かったけどなによ」

ばっさりと切られたような気分で何も言えない。

コナン「…灰原に似てきたな」

蘭「料理を食べてもらうならコナン君と莉菜ちゃんがいるもんね〜」

コナン「へっ?」

「うんっ!蘭ねぇのご飯だいすき」

蘭「ふふ。ま、みなみにならあげてもいいけど」

園子「素直になりなさいよ〜笑
私の愛、受け取って♪って」

蘭「な…もう」

急に蘭は、ｺﾄッと机にスプーンを置いた。

蘭「ちょっと電話してくる」

園子「そうこなくっちゃ♪」

蘭「そうじゃないわよ!
新一に知らせたいことがあるの。それにみなみとも話したいし…」

園子「はいはい、いってらっしゃーい」

なんだ…知らせたい事って。

「いかなくていいの?蘭との電話」

コナン「やべっ…ってお前はいかねぇのかよ」

「邪魔しちゃ悪いでしょ?」

コナン「はぁ?」

「感謝してよ」

急にそんな事言い始めるみなみの言葉にはてなしか浮かばない。

歩美「あれ?コナン君は?」

「トイレ。愛を確かめに行くみたいよ」

光彦「…トイレで何するつもりなんですか」

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