【名探偵コナン】探偵たちの鎮魂歌

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急降下し始めたせいで、せっかく取ったフリーパスIDが宙を舞う。


コナン「後ろだ!!!」


私たちの1つ後ろの椅子に引っかかっているフリーパスID.


チカチカと赤く点滅をしていた。


「新ちゃん!」


コナン「わーってる!」


コナンが靴のダイヤルを回しレバーを外そうとすると…私のレバーまでもが浮き始める。


哀「ダメよ!!!やめさせて!!!」


服部「あかん!こいつの安全バーは全部連動しておる!!1つ壊したら…!」


そろそろ…このアトラクションの醍醐味、海へと飛び出るところにくる。


このままじゃ…全員…




"もし、名探偵が無理だとしても…俺が助けてやる"




…園子のなくしたはずのフリーパスID


そして…きっと関係があった怪盗キッドが狙われているという噂。


あいつは…この事件にいた。



私がジェットコースターから落ちそうになったら…



私が危なかったら…



「助けてくれるんでしょ…」


コナン「A…?」



「ばかいと!!!!!!!」



ふわりと私たちの横を通った白い物体。



その白い物体は後ろのフリーパスIDを取って空高く飛んで行った。


服部「なんであいつここに…」


「捜査中から…ずっと一緒に居たよ」


服部「え?」


「そうでしょ?新ちゃん」


コナン「ﾌｯ…あぁ」

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