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『キャア〜!』

蘭「あの声聞くと、なんだかワクワクしちゃうね!」

パーク内に響く、楽しそうな叫び声。

その声を聞いた蘭が私達に向かって嬉しそうに言った。

「はは…そうだね…」

だからと言って、乗りたいとは思わないけど…

元太「でもよぉ、並ぶのもう飽きちゃったぜ」

歩美「あとどれくらいかかるのかな?」

光彦「んーとですね…1メートルに3人並ぶとして、約150メートルはあるから450人。
スーパースネークに乗れるのは1回22人ですから、450人だとおよそ20回。
1回にかかる時間は乗り降りも含めて約10分だから200分…だいたい3時間30分ぐらいですね!」

「おー…すごいね、光彦君」

光彦「いやぁ〜…」

急にクスりと隣で笑う哀。

「ん?どうかした?」

哀「罪な女ね」

「…はい?」

なんだこの人。笑

元太「腹減ったな…」

歩美「博士がいたらダジャレクイズで時間が潰せるのにね」

光彦「ですよね」

ダジャレクイズ…笑

蘭「じゃあ、今日は私がだしてあげようか?」

光彦「え!蘭さんがですか?」

蘭「だめ?」

歩美「ううん!出してだして!」

元太「しょうがねぇ。答えてやっか」

子供たちが楽しそうにそういうと、蘭も嬉しそうに笑う。

蘭「じゃじゃーん!!ミラクルランドクーイズ!」

なんだかその元気が空回り…

「蘭…苦笑」

蘭「皆が一度は乗ってみたいスーパースネーク。
さて?探偵団の皆のうち、このアトラクションに一番ピッタリだったのはだ〜れだ」

歩美「分かった!答えは哀ちゃんでしょ!」

蘭「ん?どうして?」

歩美「蛇さん好きそうだから、哀ちゃん」

哀「嫌いよ、蛇」

「でも哀、蛇にそっくりだよね。
ほら、あれだよ。蛇睨まれたかえっ…」

哀「…なにか言った?」

「な、なんでもありません…」

ギロっと睨まれて、笑っていた頬が引きつる。

蘭「ブッブブー」

手で×を示す蘭。

光彦「じゃあ僕ですね!スーパースネークと一緒で、いつも待たされていますから」

元太「なんだよそれ」

光彦「朝学校へ行くとき。元太君ちへ行っても、いーつも待たされますからね」

元太「い、イヒヒ…」

照れくさそうに笑ってるけど…それは本当に直すべきとこだと思うよ、うん。

蘭「それもハズレ!元太君は?」

元太「お、おれかな…蛇はうなぎに似てっから。
俺うな重大好きだしよ」

蘭「おっしい!うな重が好きな元太君はどうなってる?」

どうなってる…

「そういうことか」

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極・吹雪姫 - そら>私も、、 (2019年5月1日 20時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
そら - 修学旅行のやつを書いてほしいです! (2019年3月30日 18時) (レス) id: 95634d9f07 (このIDを非表示/違反報告)
深山菜月(プロフ) - すごく素敵な作品ですね!更新楽しみにしてます! (2019年3月13日 4時) (レス) id: de0671ca73 (このIDを非表示/違反報告)
コトノハ - 次はどの映画なのか楽しみです!!更新楽しみに待ってます!! (2018年6月10日 19時) (レス) id: 516ed03339 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - コナン大好きなのでこの小説最高です (2018年4月29日 10時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:コナン専門ですっっす x他1人 | 作成日時:2017年4月4日 0時

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