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コナン「彼女からバッグを受け取りトイレから弾を撃ち尽くした貴方は、車ごとライフルを始末しようと浮島へ向かった」
服部「多分あんたの車イジってころばたんのも麗子やろな」
コナン「動機は恐らく現金輸送車を襲って手に入れた金の独り占め」
服部「彼女も乗ってたんやろ?襲撃したとき車の中に」
コナン「その逃走中に怪盗キッドと遭遇し、顔を見られた貴方はキッドの口を封じようとして、逆に曲がりくねった道に誘い込まれ、焦って発砲した。その裏道に残ってたらしいですよ。ガヴァメントと薬きょうが」
服部「どんだけ運転が上手な奴でも、曲がりくねった道を肩で運転しながらそら飛んでるキッドめがけて拳銃やライフルは撃たれへんわ」
コナン「つまり、貴方以外にもう2人。ライフルとガヴァメントを持った西尾正治さんと清水麗子さんが乗っていたっていうことですよ」
服部「まぁ、この推理につこうた証拠は皆警察に聞こうたものたちや。毛利のおっちゃんが見つけた証人も、警察やったらもっとはよ見つけられるやろうから、警察はこの真相がわかってほんで麗子に目をつけてたんやと思うで?」
コナン「そう。この事件には最初から必要なかったんですよ。
…名刑事も…名探偵もね」
服部「さ、謎は解けたで」
コナン「A達のIDを外してください」
伊藤「嘘だ…麗子がそんな…嘘だ…」
ボソボソとそんなことを呟く伊藤さん。
伊藤「嘘だ!!!!」
『嘘じゃないわ』
後ろから聞こえたその声に振り向くと…清水麗子が立っていた。
服部「やっぱり生きとったか」
伊藤「麗子…麗子か!」
麗子「貴方じゃ頼りなかったの。私のパートナーとして。
それに西尾君もね。彼は暴力だけ。長くいると私の方が危ないでしょ?
伊藤君は気が小さすぎるわ。それに話すことといえば自慢話ばっかり。面白くないのよ一緒に居て。
探偵集めて私の罪を被ってくれそうだったから生かせておいたけど…それで今日も終わり。
深山さんが管理している貴方の財産、私が使えるようにしてもらったから」
伊藤「深山さんと…?」
麗子「深山さんも終わったわ。怪盗キッドにしてやられたのよ。
結局生き残るのは……私だわ!」
そういって俺たちに持っていた拳銃を向けた。
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極・吹雪姫 - そら>私も、、 (2019年5月1日 20時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
そら - 修学旅行のやつを書いてほしいです! (2019年3月30日 18時) (レス) id: 95634d9f07 (このIDを非表示/違反報告)
深山菜月(プロフ) - すごく素敵な作品ですね!更新楽しみにしてます! (2019年3月13日 4時) (レス) id: de0671ca73 (このIDを非表示/違反報告)
コトノハ - 次はどの映画なのか楽しみです!!更新楽しみに待ってます!! (2018年6月10日 19時) (レス) id: 516ed03339 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - コナン大好きなのでこの小説最高です (2018年4月29日 10時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コナン専門ですっっす x他1人 | 作成日時:2017年4月4日 0時