【名探偵コナン】探偵たちの鎮魂歌

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園子「?どうしたの?」

蘭「さっきからピカピカと点滅し始めたのよ、このID」

和葉「私のも」

2人が不思議そうにそう言ったので私のも見てみる。

そして一歩歩いたとき…私のもピカピカと点滅し始めた。

…これ、パーク外に近づいてること知らせるものじゃ…

どんどん出口に近づいてく3人。

「…ねぇ、哀。ちょっと頼みごとがあるんだけど…」

まぁもう…やるしかないか。




小五郎「ったく。あれしきの爆発を耐えきれないとは最近の警察はなっちゃいませんな〜」

挑発したようにおっちゃんが目暮警部に向かってそう言った。

目暮「なんだと!?君のせいでこうなったんじゃないのかね!」

小五郎「よしてくださいよ!そんな証拠どこにもない!
ハッキリ言って迷惑なんですよ!もう付きまとわないでいただきたいですな!」

目暮「なにぃ!?」

自分の胸倉を掴んでいた目暮警部の腕を振り払うおっちゃん。

小五郎「刑事やめて正解でした。長生きしたいですからね。お前ら、行くぞ!」

そして急に黙り込んで静かにおっちゃんを見つめる目暮警部。

小五郎「…蘭たちの事は警部殿に頼んだ」

服部「ま、それが吉と出るか凶と出るかは、俺らの頭次第やろうけどな」

小五郎「っで、そっちはなんか収穫あったのか?」

服部「あぁ。4月4日にこの馬車道で、現金輸送車が襲われたらしいで」

コナン「その日は、怪盗キッドが深山美術館からダイヤを盗んだ日でもあるって刑事さんが言ってたよ?」

小五郎「そうか…まぁとにかく、こっちはこっちで調べてみる。
子供は無茶すんなよ!」

そう言って走って行ってしまった。

服部「…何考えとるん？」

コナン「馬車道でのヒントは恐らくこれで終わり…。
これだけで何を解けって言うんだ」

服部「…ところがまだあるんや。解けてへんヒントが」

コナン「なに!?」

服部「俺が出されたヒントはこうや。
夜のカフェテラスと…"you cry"…お前は泣くってな」

コナン「俺達とは違うヒントが出されてたのか…」

服部「そういうこっちゃ」

コナン「ユークライ。アルファベットだとY,O.U C.R.Y…。
YOU(ワイオーユー)って言えば…」

服部「あぁ。横浜郊外にある、横浜海洋大。
横浜オーシャンユニバーシティ」

コナン「残るはCRY(シーアールワイ)か…」

服部「俺もそれが分からへんのや」

コナン「行ってみるっきゃねぇな。
そのワイオーユーに」

服部「そやな」

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