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授業が終わり、皆がバラバラと動き出す。
ちさき「帰ろっか」
まなか「ひぃーくんと要は?」
「男子は木工だったから、教室の前で待ってよ」
まなか「うんっ!」
鞄に教科書とか詰め始めたとき。
まなか「うわぁ…わっわわっ…!」
まなかが女の子たちに引っ張られていた。
『うわぁ…聞いた通りだ』
『肌がテカテカしてる!』
『ラップしたコンビニ弁当みたぁい笑』
ちさき「ちょっと…」
『人間じゃないんだ、やっぱり』
「やめてよ」
女の子たちの輪に入ってまなかを自分の方に寄せて言うと、嫌そうな顔をされる。
『なんで?いいじゃん見せてくれたって』
「見たいんだったらさ…私の見ていいよ。
その代わり、まなかのこといじめないでくれる?」
まなか「りっちゃん…」
『別に…いじめてるつもりなんだけど…!』
『いみわかんなっ…』
「そう見えるんだから言ってるんじゃん。
なに?豚語じゃなきゃわかんないの?」
『はぁっ!?』
ちさき「ちょ、莉菜っ…!」
「…わ、きゃっ…」
『見せてくれるんでしょ?だから…』
紡「なにやってんの」
すーっと冷静な声が耳に入ってくる。
『べつに…』
皆、気まずそうに男の子から目を逸らした。
まなか「はぁっ…!/」
隣のまなかはというと、恥ずかしそうな顔をして後ろを向いている。
まなか「っ…い、いこりっちゃん!ちぃちゃん……っいたっ!?」
___ブッブブゥゥゥ____
教室にはそんな間抜けな音が響く。
「「「「え?」」」」
『え?今の音なに?』
『おなら…?』
「あちゃ〜…」
___クスクス…ははは笑
まなか「っ〜〜〜…//」
「あ、まなかっ!
ちさき、光たちに連絡しといて!私はまなか追いかけてくる!」
ちさき「あ、莉菜!!」
必死にまなかを探すけど、少し出遅れたせいか中々みつからない。
「どこいったのっ…まなか…」
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もも(プロフ) - こんにちは!コナンの方もお気に入りで全部見ちゃいました!凪のあすからも大好きなので良ければ更新して欲しいです!頑張ってください! (2016年5月8日 8時) (レス) id: 00c5c3f7bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凪のあすかららら | 作成日時:2016年4月30日 17時