【凪のあすから】変わらない景色。

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ﾁﾘﾘﾘﾝ ﾁﾘﾘﾘﾝ

母『誰かでてー』

要「僕出るよ。はい、星野です。え?光どうか…「美海がいなくなった!!!!!」

急に大きく聞こえた光の声。

お風呂に入ってたから濡れている髪も気にせずに急いで行くと、「風邪ひくよ」なんて要に怒られた。

「光!どういうこと!?」

要「もしかして海に…」

光「後で説明する!!!取りあえず海には落ちてないみたいだ!
頼む!お前らも捜してくれ!!!!」

「わ、わかった。いこ、要」

要「うん」

外に出て陸へ泳いでいくと、見覚えがある3人が。


「光ー!!!まなか!ちさき!!!」

光「あかりから電話がきたんだ。美海が居なくなったって」

要「こんな夜遅くに…」

光「俺達はあっち捜すから、そっちお願いな」

まなか「うんっ!」

私、まなか、ちさきと要、光に分かれて捜す。

「これぐらいの黒髪の女の子見てませんか?」

『いや、見てないけど…』

ちさき「ありがとうございます!」

「美海ちゃーん!!!!」

まなか「あ、あのっ!これぐらいの黒髪の女の子見てませんか?」

『ううん、見てないわ』

ちさき「そうですか…」

走り回って捜すけど、中々情報を得られない。

光「おーい!!!見つかったか!?」

「ううんっ…」

光「くっそ…どこ行ったんだよ、あいつ…!」

要「あとは、山の方かな」

ちさき「この頃、夜冷えるから大丈夫かな…」

「そうだね…」

現に私も今は厚くなったから腰に巻いてるけど、パーカー着てるし…

光「ったく、なんつー娘だよ。
流石あの女ったらしの娘だ…っが!?」

光の膝を後ろから思いっきり蹴ったある人物。

光「野郎…なにすんだよ!!!!って、お前…」

美海「パパの悪口いうな」

「「「美海!/ちゃん!」」」

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