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『波路中学が廃校になってねぇ。
うちの美濱中学と統合されることになったんだけど…まぁ皆、仲良くできるよねぇ?』

まなか「っ!」

教室の窓側の一番後ろの席に座ってる今朝の男の子を見つけて、少し頬を赤くしたまなか。

『さぁ、挨拶してちょうだい』

ちさき「っあ、はい!
ひ、比良平ちさきです。地上の生活に早く慣れる事が出来たらいいなって思ってます。
よろしくお願いします…」

要「伊佐木要です。
どうも」

要が自己紹介した時にクスクスと笑い声が聞こえる。

『なんか魚くさくねぇ!?』

『やっぱ海の奴らだっせぇよなー!』

光「っ!あ〜あ!くせぇくせぇ!
先島光!地上の奴らは豚臭いっすねぇ!よろしくプギー!」

ご丁寧に光は手で豚の足を表す。

「光っ…呆」

まなか「ひーくん!」

光「莉菜、まなか、お前もかましてやれ」

まなか「か、かますって…!」

まなかがチラっとあの今朝の男の子を見た。

まなか「できないよっ!そんなの…」

光「やれっていうの!」

まなかの腕を乱暴に掴んで、そういう光。

まなか「もう、ひーくんとはお喋りしないよ!」

光「上等!」

「もう、二人とも…呆」

やれやれって頭を抱えるよ…。

「あ、星野莉菜です。
日々体験できない貴重な海の暮らしをさせてもらってるので、こんなどこにでもある陸で暮らすのは凄く不愉快ですが……ま、ここの陸の学校も何かの縁。
ぜひ、よろしくです」

そう言いニコっと笑うと、要とちさきが呆れたように「莉菜…」っていう。

いや、でもバカにされるのはむかつくもん。

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もも(プロフ) - こんにちは!コナンの方もお気に入りで全部見ちゃいました!凪のあすからも大好きなので良ければ更新して欲しいです!頑張ってください! (2016年5月8日 8時) (レス) id: 00c5c3f7bf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凪のあすかららら | 作成日時:2016年4月30日 17時

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