【凪のあすから】変わらない景色。

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その後光は目を覚ました。

「…知ってる…わけないよね」

要「ん?なにが?」

「紡たちが言ってた事」

要「あぁ…うん。知らなかった」

「私達さ…何も知らないんだよね。
どうする?この知らないまま…周りが変わって行ったら」

要「ん〜…取り合えず。
莉菜が僕と同じように知らないままだったらいいや」

「え、なにその理由」

要「あ、光もほしかった?」

少しからかったような笑い方をしながら聞いてくる要。

「そういう意味じゃありませんー」

要「あ、そっか笑」

楽しそうに笑う要に…少しほっとした。

最近…色々あって…なんか違う気がしたから。

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