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「んっ…」

目を開けると、医務室みたいで新ちゃんがちょうど治療されてる時だった。

『大丈夫?』

「え、はい」

コナン「おめー、血の出過ぎで貧血だってよ。
ったく、気を付けろよな?」

「はーい…」

治療してくれたお姉さんにお礼を言って皆の所に戻ると蘭が居なかった。

「あれ、蘭がいないや…」

哀「彼女なら、エレベーターで上に行ったわよ」

「上…?」

"なぁに?蘭ってあんな人タイプだったの?"

あの時園子はキッドが化けてるウェイターさんを見つめてる蘭を見て言ったんだよね。

だったら…

「あんの、たらし」

エレベーターに乗り込んでスカイデッキに行くと

「うそ…」

蘭とキッドがキス…してる…

「こんの、女たらしぃぃ!!!」

走って快斗のとこに行くと、蘭が焦ったように離れる。

「蘭ねぇ、キスしてないよね!?ねぇ!」

蘭「するわけないよ!」

はぁ…よかった。

快斗「生憎、私にはこの小さなプリンセスがいるもので」

蘭「へっ…」

急に持ち上げられたかと思えば、ちゅっとほっぺに快斗の口が触れていた。

チーンとタイミング悪く、エレベーターが開く。

コナン「キッド!てめぇ!!」

快斗「そう、私は探偵ではなく泥棒。
だから…」

私の手の甲にちゅっとまた触れて、微笑みながら言う。

快斗「いつかこの姫の気持ちも盗んできます」

「えっ……?」

快斗「またな、みなみ」

「ひゃっ…ぁっ…」

耳元でボソっと呟いたあと、華麗に去っていった快斗。

園子「キッド様っ!素敵っ!」

蘭「あんなことするやつがね〜…」

園子「ヘッ?あんな事って?」

蘭「…あ、莉菜ちゃんレディスカイ!」

「あ、ほんとだ…」

熱くなった耳を触っていると、蘭が慌てたように言う。

コナン「ねぇねぇ!あんな事って!?」

蘭「だから、新一がやらなそうなことよ!
……いや、みなみにはやりそう…」

「?なんで新一にぃが?」

ってか、なんで私まで?

蘭「だからそれは…!
っあ…す、好きだからじゃないわよっ!
勘違いしないでよね!」

「……?どういう事?」

1人、帰っちゃった蘭。

「あ、快斗に言ってないや」

"ありがとう"も

コナン「ほら、行くぞ」

私は"新ちゃんが好き"っていう事も……

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しおん(プロフ) - コナンくん必死やなw (2021年2月6日 11時) (レス) id: e7a7d35913 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - コナン大好きなのでこの小説最高です (2018年4月29日 12時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
あおい - このシリーズくそおもしろい!!これからも頑張ってください! (2016年5月23日 16時) (レス) id: dffc8a9bd6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずゆづ - 最高でしたT^T 向日葵頑張ってください!! (2016年4月17日 22時) (レス) id: 4d7a3ffbe4 (このIDを非表示/違反報告)
此花 - さっきのコメント忘れてください。 向日葵頑張ってください。 (2016年4月17日 2時) (レス) id: 10195b4198 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:コナン専門ですっっす | 作成日時:2016年4月2日 21時

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