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快斗「うぉい、まじかよっ。
なに?これ」
キッドの姿のままの快斗が少し冷や汗をかいたまま聞いてくる。
コナン「次郎吉さんがおめーのためだけに用意した3つ目の仕掛けだ」
「…キッドが逃げるときにワイヤー銃を使おうとしたときには!!ビリビリビリ〜」
快斗「うぉ〜こえ〜こえ〜」
2人で笑ってると、新ちゃんが口をとがらせてつまんないっていう顔でこっちを見ていた。
快斗「なんであの坊ちゃんは睨んでるのかな?」
「わたしに聞かないでよ」
新ちゃんがずんずんとこっちにきて、ぐいっと私の腕を引っ張り快斗をじーっと睨む新ちゃん。
「新ちゃん?」
快斗「お前には彼女が待ってんじゃねぇの、名探偵」
楽しそうにチラっと私を見ながら言う。
コナン「バーロっ、蘭は彼女なんかじゃっ…」
「でも、好き…なんでしょ。
蘭のこと」
新ちゃんの目を見て言うと、目を大きくして少し混乱してる顔になった。
コナン「みなみ……?
俺は……蘭じゃなくて!」
新ちゃんの言葉を遮るように、エレベーターが音を立てながら開く。
エレベーターからはあのリーダーらしきキャットさんが出て来て、キャットさんはニヤっと笑ったあと、すぐさま発砲しはじめる。
快斗「大丈夫か、みなみ…!」
「……足意外」
新ちゃんの返事に気をとられすぎて、反応が遅れた私。
はいっぱい放たれてる弾のどれかが太ももにかすってしまった。
「大丈夫だから、新ちゃんを…っ〜…」
快斗「痛いんじゃねぇかよ」
胸ポケットから出した白いハンカチをかすった怪我の所に抑える。
快斗「ほれ、じっとしてろ。
あの名探偵がどうにかしてくれるから」
手際よく白いハンカチを怪我の所に巻いてくれた。
「あ、銃声やんだ…」
チラっと後ろを向くと、サッカーボールがころころと転がってリーダーらしき人が倒れているところが見える。
「新ちゃんっ!」
すぐさま新ちゃんのところに駆け寄ると、ほっぺがうっすら怪我してることが分かった。
リュックから絆創膏を取り出しペタって貼ってあげる。
快斗「戦士の…勲章だな」
「…かっこいいよ、新ちゃん」
そう言い笑ってみせると、少し恥ずかしそうにしながらも笑い返してくれた。
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しおん(プロフ) - コナンくん必死やなw (2021年2月6日 11時) (レス) id: e7a7d35913 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - コナン大好きなのでこの小説最高です (2018年4月29日 12時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
あおい - このシリーズくそおもしろい!!これからも頑張ってください! (2016年5月23日 16時) (レス) id: dffc8a9bd6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずゆづ - 最高でしたT^T 向日葵頑張ってください!! (2016年4月17日 22時) (レス) id: 4d7a3ffbe4 (このIDを非表示/違反報告)
此花 - さっきのコメント忘れてください。 向日葵頑張ってください。 (2016年4月17日 2時) (レス) id: 10195b4198 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コナン専門ですっっす | 作成日時:2016年4月2日 21時