【名探偵コナン】天空の難破船

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コナン「お前も部屋でなんか…」

「わたし、生憎なにも持って来てませーん」

コナン「…あのなぁ」

携帯とか麻酔銃とかいろんな大事なものをリュックに入れ、私はそのリュックを背負った。

部屋を出ようとしたとき、園子の「らーん!」という叫び声が。

「らんっ…」

コナン「蘭も感染してたのか!?」

私を見て、驚いた顔で聞く。

「…うんっ。
多分藤岡って人のディレクターに掴まれたときだと思う」

ほらっと私の腕についた赤く手形みたいになってるところを見せると、そのままぐいっと腕を引っ張り部屋から出された。

コナン「しっ…」

誰も居ないことを確認し、蘭と男の人を後を追うとついたのは喫煙室。

すぐ傍の部屋に隠れると、何故か私の腕をじろじろと見る新ちゃん。

え、きもちわるいんですけど ←

コナン「藤岡さんは、席もくしゃみもしてないんだよな?」

「え、うん。
掴まれたときは、蘭が反応してすぐに遠ざかったし」

……でもなんでだろ。

元太はくしゃみもかかって喫煙室にだって。

コナン「…お前はここにいろ」

「えっ新ちゃんは?」

コナン「俺は内部にいって奴らを少しまいてくる」

スケートボードをもって、部屋を出て行こうとする新ちゃん。

「だめっ!
私もいくっ」

コナン「お前は、発疹も…っ」

「でもいく!」

新ちゃんの手を握って目を見て言うと、新ちゃんはため息をつき「しょうがない」と言った後ガチャとドアを開いた。

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