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魚住「"K"って..?」


須永「ベルムズのリーダーだ。
でもその正体も1部の人しか知らない」





柊「甲斐。
..お前は1人じゃない。
俺が..必ずなんとかする!!」





先生の揺るぎない瞳に..隼人は迷ったように視線を動かした。





甲斐「..喜志だ。」


そして..先生をまっすぐ見つめて答えた。



甲斐「ベルムズのリーダーは喜志正臣って言う男だ」




聞き馴染みがある名前。




「..ッ..なんで..」



"信じられない"



そう言いたげな表情の彼女を見つめる。




柊「よく話してくれた」


そんな私たちをおいて、話は進んでいて。



先生は繋がっていた携帯を取る。




柊「ここからは大人の仕事だ。
聞こえましたか?」


きっと通信相手は..郡司警部補なんだろう。




柊「今それは関係ないです。
警察もずっと探してたんでしょう..ベルムズのアジトを」




..事が済んだのか。


先生は通話を切った。




柊「甲斐。
警察が..喜志を拘束した」


その言葉に..驚きの表情を見せる2人。



柊「お前も..お前の家族も心配ない

勿論、Aも」




先生がまた、優しく笑った。



柊「それと..お前のお母さんのことだが、佐久間先生のご実家が、介護施設を経営してるらしく、お母さんの面倒を見てくれるみたいだ。

"変わるなら今だ!"


"お前のその手で..道を切り拓け"

俺が好きなヒーローのセリフだ」




甲斐「なんだよそれ..」


呆れたように笑う隼人。


バンッと、須永の背中を叩く。



石倉と須永が..私に頷いてみせた。



石倉「甲斐..」


須永「情けねぇな」



2人に支えられながら立ち上がる隼人。


甲斐「さんきゅ..」



須永「お前の彼女、ほんとに暴力女」



「何、急に」



石倉「そのくせ泣き虫とか..めんどくせ〜」



「あんただってガチ泣きじゃん!」



2人に支えられた隼人が私の前に立つ。



「..バカ隼人」


甲斐「うっせ」




「ありがと」



澪奈にした事は絶対に許されない。


それは私も同じ気持ちだ。



「守ってくれて」




甲斐「..おう」





拳を前に出すと、隼人は軽く自分の拳をぶつけた。

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ikumina4(プロフ) - mori48360616さん» ああありがとうございます!! (2019年4月4日 0時) (レス) id: 9fb0864149 (このIDを非表示/違反報告)
mori48360616(プロフ) - 石川くんじゃなくて石倉くんですよ!いつも読ませて頂いてます! (2019年4月3日 2時) (レス) id: 907c0ca260 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 移行おめでとタメでごめんね (2019年3月19日 20時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽかぽか笑顔 | 作成日時:2019年3月17日 23時

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