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それぞれの道 ページ4
3ヶ月後____
一成と一緒にいられる時間はあっという間に過ぎ去って今日は中学の卒業式
この3年間いつも隣には一成がいてくれた
部活で上手くいかなかった時、遅くまでティーバッティングに付き合ってくれた
友達と喧嘩した時、謝ってもダメだったら俺のとこにくればいいって勇気づけてくれた
大会で負けた時、いつも通りのバカ話で元気づけてくれた
たくさんたくさんありがとう。
そんなことを思いながら一人一人の呼名を聞いていると
頬に一粒涙が流れた
一成からもらった素敵な思い出たち
私は一成になにかできたかな
最後まで良い友達でいられたかな
自分の気持ちに気づいてからできるだけ今まで通り過ごしてきたつもり
胸にしまっておくって決めたから
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作者名：望 | 作成日時：2018年3月29日 23時
