恋しました。【マホト】 (ページ10)

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episode 9 ページ10

カタカタカタカタ

現在の時刻11:26

カタカタカタカタ

『んー』

私は後ろに伸びをした

そろそろお昼の時間かな？

時計を見てみる

あ、もう1:10だ

今日はシルクが家に来たから

お弁当を作れていない。

まぁいいや

久しぶりに食堂へ行こう

トコトコトコトコ

着いた。

意外と距離があるんだよねー

3:00にシルクが迎えに来るんだっけ？

お昼はちょっとでいいや、

そこまでお腹空いてないし。

ミニうどんを頼んだ、

『いただきます』

おいしー

たまには食堂で食べるのもいいかもしれない

『ごちそうさまでした』

食堂を後にした

またパソコンとにらめっこ

『さっきぶり、パソコンさん』

小さな声でそう言うと

またキーボードを打ち始めた

カタカタカタカタ

現在の時刻2:40

もーいいかな？

『お疲れ様です
今日はもう上がらしてもらいます』

私は向かいに座っている赤坂くんに言った

「ん？りょーかい！！
お疲れ様」

『はい、』

更衣をしてUUUMの玄関に向かう

まだ3:00になっていないのに

シルクはいた

「おつー」

『うん、』

「もーこのまま行くけどいいか？」

『うん、いいよ、
あ、後ね
私今日また痴漢にあっちゃったの』

シルクには言っとかないとね

後から何言われるか……

「はぁ！？
A大丈夫だったか？
助けてもらった？」

『うん

ジンくんに』

シルクは目がこぼれ落ちるんじゃないかと

思うくらい

目を開けた

「え！？ジンくん？
いたの？」

『うん』

「すっげー！」

すっごい笑顔なんだけど笑

『UUUMまで送ってきてもらった』

「ジンくん優男ー」

シルクめっちゃ嬉しいそう笑

「まぁーAが無事だったんならいいや、笑」

『うん笑』

車に向かった

「今日はンダホ号だぞー」

え！？

『ンダホ号？
やったー！』

「いや、喜びすぎな笑」

『だって嬉しいんだもん』

ンダホ号ー！