恋しました。【マホト】 (ページ40)

今日:34 hit、昨日:1 hit、合計:63,110 hit

episode 38 ページ40

ジンside

Aちゃんが出ていった後

俺は何故か

追いかけないと！、

そう思った

だから、何も言わずに仲間家を飛び出して

Aちゃんを探した。

肩が何回も上に上がっては下がっての繰り返しだ。

それは俺もAちゃんも。

俺は走ったからだけどAちゃんはたぶん

泣いてる。

「Aちゃん！」

大声を出して呼んだ

振り向いたその顔はやっぱり泣き顔だった

Aちゃんが何かを言ってるけど聞こえない

「探した」

なんて言って抱きしめる

心の中でアイツに謝った

『どう …して……ジンくんが』

「どうしても何もこんな時間に泣きながら歩いてたらダメでしょ。」

なんて言ったけどほんとはどうなんだろうね。

俺にもなんで追いかけたかわかんねぇもん

衝動的？本能的？って言うのかわかんねぇけど

理由なんてねぇからな

『ジンくんっ

ありがとう…』

抱きしめたまんまだからどんな顔してっか見えねぇけど泣きそうなんだなって分かる

声で

それからは

これからどうすんの？とか敬語なし！とか言って

結局ホテルに泊まることになった

俺もAちゃんも仲間家に帰りたくないしな笑

ってゆーことで今はラブホのまえです笑

Aちゃん初めてなんじゃねぇの？笑

「Aちゃんってこうゆうとこ初めて？」

俺が聞くと顔を真っ赤にして俯いてこう言った

『初めてじゃない

1回だけ来たことがある

シルクと…』

びっくりした

「へぇーシルクとねぇー」

さぞかし激しかったんだろうな

『そろそろ入ろ？』

「あ、あぁ」

俺我慢できっかなー？